発端は夫の発言から
夕飯時、ひょんなことから私のこのブログの話になりました。
私は短い時は1つの記事を数十分で書くのですが、夫が「そんなに早く書けない」と言うので「いやいや、私の文章はテクニックが優れているとは思えないし、上手く書こうとも思っていないし、推敲しないであげちゃうから」と返すと
「それでも味のある文章で良いよね」
と言ってきました。
思うにこれは身内の欲目がほぼ100%なのでしょうが、それでもそう言ってくれるのは、書くのが好きな自分にとっては非常に有難かったりします。
味のある文章
しかし味のある文章って何でしょうか。その人独特の匂いを本人が自覚できないように、自分のこの文章の味というものが、私自身いまひとつピンと来ないのですよね。
「一体どんな味なんだろう?」と夫に訊いてみたんですが、「なんて言ったら良いのか、自分には文才がないから上手く言えない…」と返ってきて、さらに謎が深まってしまいました。
そこで娘が登場です。
娘は今まで一部始終をつぶさに見て来た重鎮かのような威厳でもって、分かりやすかろうという配慮を滲ませながら、端的にこう伝えてきました。
「甘いんだよ。」
「文体が甘いの。」
Σ(゚д゚lll)ガーン
思わず「何か私の考えに甘い所があったのか…」と自らを省みてしまいましたが、娘に確認したところ、
純粋に甘みのある文体だそうで。
純粋に甘みのある文体…
純粋に甘みのある文体…
#そんな文章あるか!
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