娘の作文シリーズ
娘にこの作文を書かせた前回。

娘の作文好きに乗じてまた作文を書いてもらいました!
10歳の子供の作文力をどうぞ楽しんで下さい。本当に子供の作文は読んでいて楽しいですね!
「好きなものと嫌いなもの」
私は、枝豆と犬と塩おにぎりが好きです。なぜなら枝豆は、豆をお口の中に入れる時に、ちゅるっとして、すこししょっぱいからです。豆を食べた後も、まだ枝豆の殻の中に、うすーい幕(注:膜の間違い)みたいな、しょっぱい部分があって、それが全部とてもおいしいからです。
○○が犬を好きな理由は三つあります。一つ目はまん丸のお目目が、とってもかわいいからです。二つ目の理由は、なぜだかわからないけれど、犬に好かれるからです。大たいの犬は、いっしょに色々な事をして、楽しく時間をすごせるからです。最後の理由は、○○が犬を見ていると、不思議な事に、○○の心がおどるからです。
○○が塩おにぎりを好きな理由は二つあります。一つ目の理由は、塩が好きだからです。二つ目の理由は、ご飯も好きだからです。○○が好きなご飯とお塩を合わせると、スーパーおいしい元気百倍おにぎりになります。そのおにぎりは残念なことに、ママがにぎらなければ、元気百倍にはなりません。
○○は、発泡スチロールと、ニュージーランドで作られたえん筆と、ティッシューが苦手です。発泡スチロールが苦手な理由は二つあります。一つ目の理由はすぐに小さなぷにぷにしたつぶを落とすからです。
二つ目の理由は、発泡スチロールに何か書こうとしても、ペンやえん筆が触れた瞬間に、プスっと穴があいてしまうからです。
○○がニュージーランドで作られたえん筆を苦手な理由はたった一つです。すぐにえん筆の芯が折れるからです!どんなにたくさん削っても、すぐに折れるからです!
○○がティッシューを苦手な理由も、たった一つです。ティッシューでお鼻を(中略)鼻水が付いていない所だけビリビリやぶれてしまうからです。そうなってしまったら、鼻水でぬれたティッシューを取り出すのも、けっこうむずかしいのです。
素朴な娘の作文に感動
娘の作文の中に、本人の希望により中略や少し修正を加えた箇所もありますが、大体原文ママの状態です。それが証拠に最初一人称が「私」で始まったのに、いつの間にか自分の名前での表記に戻っていたりします。またこれも子供らしいですよね。
娘は最近難しい漢字を書くのが好きなようで、上記の作文の中にも習ってない漢字がチラホラ出ていました。一つ一つ漢字辞書を使って書いていたんですね。こういう学習方法って本当に望ましいなあと眺めていて思いました。
反面、簡単な漢字なのに平仮名で書いている箇所もあります。これは娘の気持ちを損なわない程度に後で知らせても良いなと思っています。しかし作文は楽しく書いてナンボなので、その点からずれないように私も心掛けないといけないなと思ったりしました。
読まれている方のお子さんにも作文いかがでしょうか?大人が書かないようなセンスの作文をきっと書いてくれるでしょう。こういう作文を読めるのも、親の醍醐味ですよね!
また娘に書いて貰おうと思います。
補足
ちなみにこのドリルを使って書いています。
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