ニュージーランドの医療事情(私の場合)その2

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前回のあらまし

前回のお話からの続きです。

ニュージーランドの医療事情(私の場合)その1
こちらで人生初めての骨折を体験しました。その骨折の治療法に関して起こった紆余曲折を交えながら、あくまで私の例を通した医療事情についてお話します。

Physioからの対応

しかしその後1週間待っても返事がありません。メールも2回ほど送りましたが返事無し。業を煮やしてまた電話を掛けたら

  • 1回目受付に繋がったけれどTherapistが居ない→折り返しをお願いする→折り返しなし
  • 2回目は全く出ることなく留守電(仕方なく用件を留守電に入れました)

GPからPhysioに投げられ、そのPhysioからこんな形で音信不通になってしまい、さて一体この痛い足を引きずって、さてどうしようか。元気な状態の私ならこれよりはもうちょっと上手く頭を回せるはずなのですが、この人生初の骨折でかなり気分が落ちており、また実際痛み止めを飲まないとしんどい程に痛いのも、その気分の落ち込みに拍車をかけ、しかし一番頼りたいところにブッチされてしまい、どうしたものかと考えあぐねてしまいました。

サポーターを買ってきて貰う

丁度いいタイミングで、長年医療系の仕事についていた友人と話す機会があり、この件を相談してみました。「ハッキリ言っておかしいし、骨折ならばまず固定しないとダメでしょう」との彼女の意見に納得し、ここら辺から私のこちらの医療に関しての疑問は確信に変わってきました(確かに私は全く何のサポーターも貰えず、またあっちこっち歩かされたりもしました。)

ここで再度GPに診て貰った方が良いのかな、という考えが出てきました。しかし同時にGPに戻ったところで同じ診断→またPhysioに行くように言われるのかなという懸念と、もし同じ診断だったらGPまでの長い道のりを徒歩で歩いて行くのって心底全くの無駄だなと(Physioのその後の対応が最初の対応から比べるとかなり残念すぎたので)考えたら、一体どうやったら良いのかと、ここでも悩むことに。そう、ウチは車を持っていないし、何しろUBERアプリは不具合で1つも動かなかったんですね。タクシーも1時間待ちとかありえないレベルです。

しかし足首はやっぱり何となくグラついているようで不快だし、何しろ痛みは強いし、足全体に内出血と腫れが酷く、とにかくサポート出来るものが欲しいと検索してみたところ、サポーターがPharmacyに売っていることが分かりました。早速、夫と娘に買いに行って貰うことに。

因みにこの時点で、ケガしてから約3週間は経っていました。

 

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コメント

  1. あれっくす より:

    はじめまして。

    怪我で骨折(かもしれない所見)なら、私だったらGPには行きません。
    GPで外科的な治療や処置ができないことが分かっているので。
    私なら公立病院の救急に行きます。
    歩行が困難な状態なら救急車呼びます。救急搬送なら最優先で処置してもらえます。
    ACC適用ならば救急車も無料です。GPやフィジオだと何かしらチャージされますが、A&Eクリニック(Accident & Emergency)、例えばWhitecrossならACCは無料で診察してもらえるはずです。公立病院の救急に行けば、そこでレントゲンを撮り、手術とかが必要でなければ固定などの処置をした後で、フィジオに紹介されますが、病院内のフィジオなら、そこも無料です。

    次回(ないことを祈りますが)歩けないほどの怪我をしたら救急を利用していいと思いますよ。

    • 陽花里 より:

      あれっくすさん初めまして。ありがとうございます。
      救急車が無料というのはレジデント・ノンレジデント関係なく無料なんでしょうか?(怪我の場合)
      こういうのは自分が掛からないと分からないことだなと思います、有益な情報をありがとうございます。

      • あれっくす より:

        ACCは観光客でも適用されますからね。
        ビザには関係ないです。
        具合が悪くなって救急車を呼べば、レジデンスやシチズンでも$92取られますし、ノンレジなら$700だったかな?
        でも、怪我でACCなら無料ですよ。

        • 陽花里 より:

          返信ありがとうございます。怪我の場合はやはり無料なのですね。ちょっと疑問なのですが、実際骨折程度(というと語弊もありますが)で救急車を利用する方はいらっしゃるんでしょうか。実際周りで使われた方はいらっしゃいますか?もしご存知で気が向いたらお聞かせ下さると嬉しいです。まずは有益な情報、ありがとうござました。勉強になります。

  2. あれっくす より:

    居ますよ(笑)
    日本人でワークビザ保持者の方が、足を骨折したけど医療費が心配で救急車を呼ぶ前に電話で確認されたことがあります。
    私自身、40℃超えの高熱で朦朧としちゃって、パートナーが意識不明だと勘違いして救急車呼ばれたこともあります(笑)
    骨折程度。。。まぁ、小指を折ったのと足を折ったのでは身体的不自由度も違いますが。。。
    日本と違って怪我以外は救急車は有料だし高額なので、日本みたいにタクシー代わりに使うような人はいないと思いますけどね。

    • 陽花里 より:

      ありがとうございます。私の周りでは命の関わること以外で利用する話を聞いたことがなかったので、こちらではどうなのか疑問でした。無料なら救急車利用はとても有効的ですね。貴重なお話ありがとうございました。

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