【親から子供へ】勉強を教えることがこんなにも大変だなんて…

アイキャッチ画像娘と育児
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場所による

今しりとりにハマっている娘。
そのためほぼ毎日、学校までの送り迎え時にしりとりに付き合っています。
今朝娘を送った時もしりとりをしました。

そのしりとりの時のお話です。娘の番になり「ば」から始まる言葉を暫く考えていた娘は、その後そうだと言わんばかりの表情で「場所による」と言ってきました。

私は「何が『場所による』んだろう」と考えてしまったのですが、曰くそれが娘の「ば」から始まる言葉だったんだそうで。その後娘は胸を張ってこんな風に言いました。

「『場所による』ってなんかカッコイイ言葉だなって!言うと『ううーん、イイ感じ!!!』って思うの」

子供は思いもがけない言葉にカッコよさを感じるんですね。
そういえば私が小学生の頃、確かに同じような経験があったなと思い出しました。
正に子供あるあるですね。

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教えることの難しさ

娘が日本の小学校に入学する年齢から数年の間、私なりの方法で勉強を教えてきているのですが、親子なだけにやはりその進捗には山あり谷ありだったりします。

最近は谷になってるなと感じていて、これを打破するにはどうしたら良いかと考えています。

 

原因は分かってるんです。

大体毎回こういう状態になる時は娘が勉強に激しく乗り気じゃないか、私の精神がそこまで楽しくはなく(異国の地での生活は色々ありますから)ついイラッと来てしまうかのどちらかなんです。
というかこのコンボが、ほぼズバリの原因です。

子供に教える際の最重要なポイントとしては

  • 子供だからやる気の高低が激しいのは仕方がないとしても、うっかりミスを犯した時に、今後どうやって予防していこうかと娘と話し合う際に娘が不貞腐れても、それをどうやって持ち直すかという点。
  • そして優しく諭しても、娘のやる気のない態度、不貞腐れた態度がまだ残っている時に、如何に冷静に(冷静に!!ここ重要)、効率的に機嫌を直すよう諭せるかという点。
  • 具体的に言えば如何に冷静な態度を保ちつつ、不貞腐れている娘に私が伝えていることは本気だからしっかり素直に聞いて欲しいと伝えられるかという点。

に集約出来ます。

ここが一番難解です。結構な割合で失敗します。

私が一度冷静じゃなくなると、私のその時の精神状態により、私の気持ちのブレが更に大きくなることがあります。そして怒りすぎてしまう、たまに酷く怒りすぎてしまう(凹)。これが何より一番の反省点です。

しかしだからと言って教えるのを辞めるというのは、私の中ではちょっと違うかなと思っています。たまにやってられるか!!もう知らん!!と思うこともありますが。

今朝、ベッドから起きて来た娘を抱っこしながら前述した事についてずっと考えていました。
一度、具体的に何に注意して勉強すると効果的なのかを書き出してみようと思っています。

例えば漢字なら「正しく綺麗に」とか。そして机の前に貼って、娘に見て貰う。
それで少し良い方に動いてくれるといいなと願いつつ。

 

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育児は育自

こんな試行錯誤を繰り返していると、如何に自分が人としてまだまだ未熟で至らないことが多いのかに気付かされます。

人はそもそも完全ではないのは当たり前ですし、よく言われていることですが、それを肌で実感する機会が子育ての中では数多く出てきます。

育児は育自だとはよく言ったものだなと思うのと同時に、しかし私は育自にすら至らず、「自分はまだまだ未熟だと言う事だけ理解」した「知自」止まりで情けないなあと思ったりもします。

もしかして人間はそういうものなのかもしれません。
人が全てにおいて完全になり得ない以上、いつまで経っても死ぬまで「知自」なのかもしれません。

でもそれが人間なのかもしれません。
自分の親もそうやってもがいて居たのかもしれません。

そう考えてみると、自分の親に対しての幾つかのチクッとした思い出も、結局親も人間だったからだろうなと思ったりします。

親になって自分の親をまた一つ理解するというのは、何とも面白いものですね。
人間は自分の経験したもの以外は、状況だけは理解は出来たとしても、包括的な共感を持つのは難しいのだろうなと実感させられます。

結局、昨今「毒親」だとやり玉に挙げられる人たちだって、毒になりたくなくて親になった訳じゃないんですよね。良かれと思ってやったこともあり、でも反面人間だから自分の癖が出て、ついやってしまったこともある。

その「ついやってしまった」という事が多くなっただけなんだろうなと。
勿論これに当てはまらない状況もあるでしょうが。

人間は性質的に善くなろうと努力する生き物であるという前提の下に、自信が未熟な中で未熟な子供を持ち、未熟な方法で子供に何かを教えた気になり、未熟なまま人生を終えるのかもしれませんね。

 

 

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