二ュージーランドの学校、Year 9(中学2年生)の時間割を紹介します!

二ュージーランドの中学2年生(Year9)の時間割を紹介します!現地校生活
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皆さんこんにちは。娘が新しい学校に通い始めてから数週間が経ちました。

今回は新しい学校に通い始めた娘が、いま一体どんな授業を受けているのか、どんな科目を受けて時間割はどのようになっているのかを紹介しようと思います。

今回紹介するのは娘の学年Year9(日本で言うと中学2年)の時間割の一例です。
5年生(Year13、日本で言うなら高校3年生)までいる学校なので、学年が上がるにつれ違う教科も出てくると思います。とは言え、この時間の枠組みは変わることはないかなと思います。

ちなみに追記しておきますと、

娘は日本でずっと過ごしていたら今年度は中学校1年ですが、娘の現地学校は5月が年度始まりのため、4月生まれの娘はギリギリ上の学年に入ってしまい、その学年が日本で言うと中学2年ということになります。ややこしいですね!

娘の通う高校と日本の学校の違いについても記事があるので、もし良ければどうぞ!

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ニュージーランド現地高校の時間割はコレ!

さて、今年度の娘の時間割はこちらになります。

いま今年度と書きましたが、もしかして学期で変わるのかもしれません。
何しろコロコロと変わ…いやフレキシブルな性質を持つこの国ですので、案外来学期は違う時間割かもしれません…。

時間割にある履修科目について解説

上の時間割で大文字で3文字だけしか書かれていないので、詳しく解説しますね。

TUTOR
日本で言うなら朝の会みたいなものです。その日にやる事、今後やる事などのお知らせの時間です。

SCI 
理科になります。 
前回習ったのはガスバーナーの使い方だそうです。また用語を覚える学習もしたとのこと。

また先日はメスシリンダーの使い方を実習で習ったそうですが、娘曰く

「先生が当日、その場の思い付きでメスシリンダーの測り方の実習をしましょうって言ったのに」
「いざ実習をする直前になって」
「”I am so disappointed ”って怒りだすんだよ!?生徒全員が髪の毛ひとつに結わいてこなかったから」

「でもさ、『次回実習しますので髪の毛を結わいてきて』なんて言ってないんだよ?」
「どうやって分かれって言うの!?」

まぁこういうのはニュージーランドならではですね。先生はすっかり忘れて伝えてなかったのに、何故か伝えた気になって、当日生徒に「私が正義」的に怒り出す先生。慣れるしかないですかねえ…。

PHL 
選択科目の哲学になります。 
内容としては時事問題を取り上げて、どうするのが正解なのかについて自分の意見をまとめ、他の生徒とディスカッションをする流れです。

今後はディベートに近いものもするそうです。英語圏では自己表現はかなり大切なので、この授業を履修して良かったなと思います。

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DRC 
ドラマになります。 
日本にないクラスですし、ドラマって言っても良く分からないですよね。

娘によると、とある題材(今は子どもの絵本)の1シーンを元に、複数人でめいめい静止ポーズを取り、表情や手のしなやかさ等で、その場面をリアルに再現することを習う授業なんだそうです。「国語と体育が合体したような授業かも」と言っていました。演劇に近いものかもしれませんね。

更に娘はこう付け加えていました。

「でも先生が本当に厳しくて、いつもいつもダメ出しばかりで、この前なんか『もっと楽しそうな表情して!!』って怒っていたけれど、こんなに怒られて楽しい表情なんて出せないよねぇ」

「先生はこのドラマが大好きで、授業の時間が終わったのにも気が付かなくて、5分くらいオーバーしたところで生徒の1人が『もう帰っていいですか?』って訊いたんだよ。先生『ああ、そうね』って残念そうだった」

ニュージーランドは全般的にアート、芸術部門が長けているなと感じていましたが、このドラマの授業の内容を知って、更にその思いが強くなりました。

MTH 
数学になります。 
レベルは日本のものと比べると格段に落ちます。数学のドリルブックを見たところ、多分小学5~6年くらいの内容かなと…。

FRE 
選択科目のフランス語になります。 
ニュージーランドの学校だから、きっと外国語も楽しく学べる範囲かなあと私も娘もタカを括っていたのですが、案外しっかり勉強しているらしく娘が面食らっています。

とはいえ興味がないと言いながら前年度習ったフランス語をかなり覚えているので、今のところ授業には着いていけているようです。

SOS 
ソーシャルスタディ、日本で言うと「社会」になります。 
今はニュージーランドの島がどのように出来たのか、ジーランディアからどのように今の島となったのかを学習しているそうです。

ジーランディアについて日本の記事がありました。

TEI 
選択科目のインフォメーションテクノロジーになります。 
いま習っていることはScratchを使ってプログラミングを行い、そのプログラムを手のひらサイズのロボットで実行するとのことでした。

子どもの頃からこういったプログラミングを習えるのはありがたいことですね。

PED 
これは体育になります。 
しかし日本の様に細かい説明などはなし、準備体操などもなし、寧ろ「え、それくらいもう家で済ませて来てるでしょ?」くらい思われている節があります。

本当にスポーツ大好きっ子が集まるこの国です。

ENG 
英語になります。 
勿論日本の様に文法から習う事はなく、完全に「日本で習う国語」と一緒です。文章を読み、登場人物のある人がどう思ったのかを考えたりします。

英語が第一言語でなく、また少し英語力に心配のある生徒は、並行してESOL(アメリカではESLというもの)という英語の補助クラスに入ることも出来ます。

HLT 
ヘルスの授業になります。 
このクラスだけは未だにちょっと内容を掴めていないのですが、娘によると「人間関係を学ぶ授業」だそうです。ある問題が起きて、人間関係がもつれた時に、どう対処したら良いのかといった内容だそうです。

こう説明していると、あんまりヘルスって感じしないんですけれどね。

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これはニュージーランドならでは!?のオモシロ特色

最期にひとつ、ビックリしたことを紹介しようと思います。

実はこの金曜日の時間割ですが…

一時間目フランス語ですよね?

来週は7時間目にあったドラマが一時間目に来るんです…。

そうやって順繰りに入れ替わっていくそうです…。

頭の中にハテナが100個くらい飛びましたが、これもニュージーランドならではの特色なのでしょうね!

という事で、時間割の紹介は以上になります。

「へぇ~」とか「ほぉ~」と何かの参考になれば幸いです!

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