娘の作ったポケモンブラッキー
皆さんこんにちは。ところで皆さんはポケモンのブラッキーってご存知ですか?
私はさっぱり知りませんでした。
そのブラッキーですが、娘がインターネットにあるイラストから、型紙を作らずマスコットを作ったようです。
裁縫の苦手な私から生まれた裁縫大好き娘。
まさに人生万事塞翁が馬。何が起こるか分かりませんね!!!
娘とパパとのお遊びタイム
その後娘はパパと遊び、色々と楽しんだようです。
その成果を私に見せて来て、
「ぜひブログにあげて欲しい」
とお願いしてきたので、写真だけ紹介します。
沢山の宿題に埋もれる娘
予想外の宿題の多さ
さてここからが本題です。
皆さん、ニュージーランドの国の初等教育は、日本人の全員が全員理解出来るものである訳ではないことはご存知でしたか?いえ、全員が全員そう思われている訳ではないし、ニュージーランドの教育のおおらかさが好きで移住を決意された、もしくは意図してなかったけれどこの緩さが好きという方も勿論普通にいらっしゃると思います。
ただ「日本の教育システムが厳し過ぎるから、もうちょっと緩いといいなあ」と思っているくらいの方には初等教育に関してはちょっとしたショックを受けるかも…しれないと私は思っています。
そして周りのお母さん方からも「Primary school やIntermediate schoolは全然勉強しないのよ」と前々からお聞きしていましたし、私もそのつもりでいました。
しかしそれは嘘でした!!
特に娘の学校がそうなのかもしれないのですが、娘は実に宿題の嵐です!!
脇道:ニュージーランドの教育について私感
「特に娘の学校がそうなのかも」と書いたのは、ニュージーランドの学校は、高等学校は良く分かりませんが
初等教育(Primary≪日本では小学校1~4年≫ やIntermediate≪日本では小学校5~6年≫)の授業の進め方は
- 学ぶ内容はその担任の采配でほぼほぼ決まる。
日本のように「NZの同じ学年の子が同じ事を同じ順序で学ぶ」ことは皆無 - ある単元をどの程度しっかり教えるかもその学校の先生の采配次第。
算数が苦手な先生は、算数の授業はオンライン(Khan Academyみたいな)で済ますことも結構ある。 - 時間割もない。
先生の考えで色々と変えられる(変えたい)ため。
だから学校によって授業の質に大きなばらつきがあるんですね。
現に娘が先日私に話してくれたのは
「Year4で習ったパイチャート(円グラフ)を今日また習った。」
「Year6で習った正負の足し算引き算はもう授業で何も触れられていない。分数の足し算引き算をやっている。」
この一言にニュージーランドの教育の、特に算数の残念さが非常によく表れています。
私は日本の教育に嫌気がさしている訳じゃないのでこういう少し辛辣な言い方になってしまいましたが、これは肯定的な方の意見を否定するものではないので、どうぞご承知おきくださいね。私のブログなので私の感想を好き勝って言わせて貰っています。ただそれだけです。
それに勉強の進み具合に関してという視点ではなく、「人間は温かみがあり、人間は完璧ではなく、それが当たり前だ」という文化を伝えるという視点から見てみると、本当にこの国の先生方は素晴らしいと思っています。こういう風潮は日本にはないものですよね。
宿題の内容は?
一体何をそんなにたくさんの宿題をしているの?と聞いてみた所
- KhanAcademy(Math)
- Read works(Reading&Writing)
- Epic reading(Reading)
- Essay(Writing)
ほぼ英語でしたー!!
私が思う宿題の問題点
いや英語はもちろん!当たり前ですが!大切ですよ。
だってこの国の公用語なんですから。
だけど
- 英語は毎日1~2時間英語の読み書き。
- 一方、算数は先生が教えない内容を、生徒が自習でKhan Academyを視聴して1人で学ぶ…?しかも割合的には英語のほぼ1/5。
なんかバランスおかしくないですかね…
延いて思う教育の問題点
ここからは少し話が逸れますが、もうちょっと付け加えるなら、なぜ理科社会をしっかり学ばせないのかなと思うんです。
特に理科はこれからの時代にすごく重要だし、自然の摂理がなぜ起きているのかということを、大きな好奇心を持って素直な気持ちで学べるのは子供の時期だけだと思うんですよね。私が理科が大好きだったというのもあるんですが。
この方面になると私も色々と言いたいことが付きませんが、そうなると宿題というよりこの国の教育の問題になってしまい、今回の話から逸脱するのでこれくらいにしておきます。
でも今回のコロナウィルスの件で外国人留学生の入国を制限した事で、大学側もかなりの経済的打撃を余儀なくされたようなので、今後国内にいる生徒の学力を十分に向上させる方向に舵を取り、内需で大学を回すことも考えるんじゃないかなと私的に踏んでいるんですが…どうなる事やら!
取りあえずやっています
色々と個人的に思う所はあるにせよ、英語はやらないよりやった方が良いし、依然としてどうなるか分からない私達の将来なので、英語日本語二本立てで頑張って貰っています。勉強だけに時間を費やせるのは子供の内だけですからね。
私ももっと効率的に教えられる方法を研究しないといけません。
頑張ろう~。
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