皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか?
今回は娘の学校の数学の授業について、とてもビックリしたことをお話ししようと思います。
何がビックリかというと、数学の内容がいきなり数1Aから数2Bにジャンプしてしまったんですね。
日本の数学はひとつひとつ丁寧に学ぶと言われていますが、これに関しては本当に首がもげるほど同意せざるを得ないと、今回改めて思いました。
NZの数学、本当にかっ飛ばしています!いや娘の学校だけかもしれませんし、そう願いたいです。
今までは中3&数1Aの内容だった
娘はYear11であり、日本で言う所の高校1年生です。学ぶ内容は一部日本の高校の数1Aがありつつも、残りは中学3年の内容といった感じです。具体的には
- 因数分解
- 二次方程式
- 二次関数(判別式とかグラフとか)
こう見ると、本当にどちらの学年にも重なるような内容ですよね。
そして2ヶ月くらい前から、三角関数が始まりました。まぁこれも数1Aの内容ですね。
娘は家庭学習で三角関数を習っていたので、すんなりと馴染んだようです。
いきなり中断、中学の因数分解も単発で入ることもあり!?
ここでお伝えしたいのですが、娘の学校の数学の授業では(この国の教育体制ではないと願いたいです)ある日、いきなり「ポンッ」と
本当に単発で「ポンッ」と、
全く違う単元の授業が単発で差し挟まれることがあります。
例えば先日なんかは、皆が抱くであろう
「前回の授業では三角関数だったから、今回はその続きかなあ」
という予想を完全に裏切り、その日の授業では因数分解のプリントが渡されました。
クラスのみんなは「もう分かり切っている内容なのに、なぜ今回改めて?」という疑問でもちきりだったそうです。
そしてさっさと解いて、みんなで答え合わせして、それでその授業は終了。
その次の授業はまた三角関数に戻ったそうです。
娘の予想では「違うクラスのプリントを先生が間違えて持って来て、気付かず生徒に配ったんじゃないの?それか気が付いても面倒だからまぁいいや的な?」
まぁいいやでもいいのですが、結局これで授業が潰れて、結果学習すべき内容が年度末までにカバーできなかった際は、生徒が自習でカバーする必要が出てきます。
先生が教えなかったとしてもその後のテストではしっかりと出題されるので、「先生が教えなかったからいいや」とはならないようです。しかも自習の範囲が結構広いこともあるので生徒からはかなりの不満が上がるようです。
そして娘が入学してから結果的には毎年、これが繰り返されています。
いきなりの数2B三角関数の内容スタート!
そんな「いきなりの差し込み復習」がありながらも、三角関数の勉強は進んでいきました。
その三角関数の内容も、先生の気分である時は重点的にやったり、ある時は簡素的に終わらせたりした最近、ちょっとまた習う内容が変わったそうです。
それは娘の言葉で言うなら
「いきなり難しくなった。」
えー、どうしてだろうと娘の話をよくよく聞いてみたところ、分かったのはその内容が数2Bのものだったんですね。
数1がしっかり出来てないのに、なぜ数2なのか…。
え、しかも数週間後にテスト!?
そんな訳でここ2週間は、娘と一緒に文字通りフルスピードで日本式の内容を学ぶのに相当に充実した(!?)日々を送っておりました。
完璧に学びきったとは言い難いですが、基礎的なところはカバー出来たかな…?
それにしても私の勘違いなら寧ろありがたいのですが、ニュージーランドはもしかして単位円を用いないで三角関数を学んでいるような様子があるんですよね。え、一体どうやって…?
そして今、その数2Bの内容は終わりまして、いま一体何を学んでいるかというと…数1Aの内容である正弦定理・余弦定理です!何故か戻りました!!
まぁこんな感じであっちこっち行きつ戻りつの内容で、娘は数学を学んでいます。
この驚異的なジャンプは今回が初めてではない
ちなみにこのいきなりの飛躍は、今回始まったものではなかったりします。
実は数ヶ月前に、二次関数を履修中のどこかのタイミングで指数関数・対数関数が始まったことがあり、これも相当に慌てました。
エキサイティングな数学を求めるなら、この学校はおススメかもしれません…。
青チャート、白チャートにお世話になっております
このエキサイティングな数学に対応するために、我が家は家庭学習の教科書として青チャート・白チャートを使っています。
白チャートの方が初歩的ですが、青チャートは毎問に解説動画があるので、結果的には青チャートの方が理解が進むかもしれません。
白チャートも難しい時は高校数学1(高校数学A)をひとつひとつ分かりやすくが本当に分かりやすかったです。
この情報が何かのお役に立ちますように。
コメント