前回の記事
こんにちは。快晴かと思いきややっぱり雹が降ったここオークランドです。先の予定が立てにくい事のこの上なしで、日々マゾゲ体験を心行くまで楽しめます!
さて、前回この記事を紹介したのを覚えてらっしゃいますか?
今回はその娘の実際の成績についてお話したいと思います。
もっと言うなら日本語学習が英語に与える影響について。
三者面談で先生から言われたこと
三者面談で先生からは以下のような報告がありました。
英語
- Reading, Writingともに素晴らしい。Readingは物語の内容をしっかり掴めているし、Writingはストラクチャーがしっかりしている。
- 11.5-12.5歳レベルのテストをしたら90%の正解率だった。
- 12.5-13.5歳のレベルをしたところこれはちょっと難しかったようで、正解率は低かったけれど、それでも10歳という年齢から考えれば1-2歳上の文章をしっかり理解出来ている。
算数
- 全く問題なしです。筆算じゃなくてストラテジーを使って計算しましょうね。
「筆算使うなストラテジ―使え」については思う事は沢山ありますが、違う話題になるので別記事で書くかもしれません。
我が家での英語使用状況
英語使用頻度ほぼゼロ
今回も英語の習熟度について先生からお褒めの言葉があり、英語が残念な親の立場としてはホッと胸を撫で下ろす気持ちです。
では我が家は自宅で娘に英語を話させていたと思いますか?
全然です。寧ろ絶対に日本語で話しなさいと言い続けてきました。
なぜなら「日本語を学ぶことが、ひいては英語の学習に繋がる」と私は思うからなんです。
それについては下記の記事にも書きました。
- 娘がGiftedStudentとして英語の特別レッスンを受けられるようになった事について
- ダブルリミテッドの弊害について
- 移民2世の抱える問題について
とにかく読書の励行、日本語の語彙力をつけさせる
具体的にした事と言えば、家での読書もほぼ日本語で行い、漢字も該当学年のものを習わせ、語彙力を可能な限り伸ばしていました。
そうすることで、上の記事にも書いたように英語での単語が分からなくても日本語の語彙で以て、和英から調べられるからなんですね。これが日本語でもその言葉が分からない状況になってしまったら、もう調べようがなくなってしまうんです。
反対に日本語の語彙力が付けば、日本には沢山の面白い図鑑や本があるので、学んだ日本語で沢山の本を読んでくれるようになります。
こうやって日本語を学ぶことは他の教科の理解の助けにもなるんですよね。
実際娘の日本語の能力は年齢以上で、日本語ではハリーポッターの物語やトムソーヤの冒険などの小説をルビ無しで読むことが出来ます。なので今回の英語の成績も「日本語の能力が英語の能力を引っ張って行った」のだろうなと思います。
読書が子供の能力を引き上げることに関してこちらのサイトにも書かれていました。
ともあれ娘も本当に良く頑張ってくれました。娘も大満足の表情です。
教えることは本当に大変です。
特に不器用な私なので、毎日「辞めたい辞めたい、もう金輪際子供に教えるものか」詐欺を発病しています。しかしこうやって成果が見えると「もうちょっと頑張ろうかな」と思えてくるから不思議ですよね。
日本や海外に住んでいらっしゃるお母さん、一緒に頑張りましょうね!
コメント