陰山英男の完全習熟シリーズ「文章題プリント」速さ、規則性編をレビューしてみました!

陰山英男の完全習熟シリーズ 「文章題プリント」速さ、規則性編をレビューしてみました!娘と育児
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皆さんこんにちは。

ただ今我が家では、陰山英男先生の完全習熟シリーズの文章題プリント(速さ、規則性編)を使っております。

これが結構使い勝手が良くて、私だけではなく娘も気に入っています。

どのように使い勝手がいいのか…下で詳しくお伝えしたいと思います!

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完全習熟シリーズ文章題プリントは、基本的に問題が難し過ぎない

この陰山先生の完全習熟シリーズ文章題プリントは、問題が難し過ぎることがありません。
ちなみに他の完全習熟シリーズも同様です。

中学受験対策と銘打っている問題集の中で、これは一番取り掛かりやすい問題集と感じています。ここまで中学受験用の算数の基礎の基礎を教えている問題集は他に見たことがありません。

完全習熟シリーズ文章題プリントは、例題の解説が丁寧で分かりやすい

このドリルは

  • 例題
  • 練習問題
  • 確認プリント
  • 習熟プリント

という作りになっています。例題で解き方の解説をしているんですが、これがとても丁寧な説明なんですね。詳しくは下記の4本立てになっています。

何に着眼して解くと良いのか、解き方ポイント
という事をまずハッキリ明示した後に

手順1~手順3、4までに細かく分け、
ひとつひとつの手順を各3行くらいの長さで解説しています。

その横には図解もあり、
解いている問題を視覚化することで理解力を高めています。

難問解消というコラムには、
多くの子どもがつまずきやすいポイントが上手にまとめられています。

ここまで詳しく解説してくれる分かりやすい問題集は他に見たことがありません。

基礎問題集なら解説はもちろん多くありますが、中学受験用の問題集だとある程度解説は省略されていることが多いです。
その中でも陰山英男先生の完全習熟シリーズはその解説を省かないんですね。

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完全習熟シリーズ文章題プリントは、練習問題が例題にあくまで忠実

例題の隣のページは練習問題があります。

練習問題の構成は、問題は例題とはもちろん違うものが出されますが、内容的には一緒で、数字が変わっている程度です。だからこそ例題が生きてくるわけですね。

中には例題で解いた内容と違う練習問題が出て来て戸惑うこともありますが、この問題集はまずそういう事がありません。陰山英男先生の完全習熟シリーズの練習問題は絶対的に先の例題に忠実です。さすが陰山メソッドですね。

練習問題の解き方ですが、ここにも解法と手順があらかじめ書かれています。
数字の部分だけ□で穴埋めになっていて、そこを埋めるだけです。

何故なら読んで手順を理解しながら穴埋めをすることで、更に理解を深める仕組みになっているからですね。分からなかったら例題に戻って読み返せばすぐに分かる作りになっています。

その横には例題と同じく図解もあるので大きなヒントになります。

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完全習熟シリーズ文章題プリントは、確認問題も難し過ぎることがない

確認問題の内容は、練習問題と全く同じ、ただ数字が違うだけです。

また解き方に関して練習問題と違うのは、あらかじめ解法と手順が記されていない所です。
今度は自分の力で解いてみようという段階なのでしょうね。

陰山メソッドの、この細かな段階の刻みが嬉しいですね。
私の娘もすんなりと解いていました。

この練習問題が3~6問あり、これを解いて慣れた後に習熟プリントに移行する流れです。

完全習熟シリーズ文章題プリントは、解答・解説が問題集と分かれていて使いやすい

習熟プリントで特にお世話になる解答・解説ですが、この部分が問題集と分かれており、小冊子としてまとめられています。これが本当に使いやすいです。

何が使いやすいかと言うと、問題を解いた後丸つけをする際に解答集を片手に持ちながら行えるという所です。

問題と解答集が一緒だと、回答のページを探すのに結構時間がかかってこの手間が辛い時がありますよね。この完全習熟シリーズ文章題プリントの解答解説は別冊なので、丸つけをする際にサッと取り出せるので本当に助かっています。

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完全習熟シリーズ文章題プリントは、解答・解説の小冊子が非常に丁寧な説明

小冊子の解答・解説の説明は他に類を見ないほどの丁寧さです。

陰山英男先生も長年小学生を教えて来られて、子供は視覚に訴えるのが効果的だというのをご存知なのですね。解答・解説にも豊富に図解が載っています。
そう、我が家の娘も図解するとスッと分かってくれることが多いです。視覚化大切です。

そして図解の横に冒頭で書いた通り、丁寧で的確な説明があります。

習熟プリントとなると、子供によっては解説を読んでもまだ理解が難しい問題も少し出てきますが、親が読めば普通に解ける解説の作りになっているので、親が大きな労力をかけて説明する必要がありません。

応用問題として別のドリルが必要かも

さてここまで、陰山英男先生の完全習熟シリーズの文章題プリント(速さ・規則性)についての良い所を紹介してきましたが、最後にこの文章題プリントの改善点を紹介しようと思います。

それはこの文章題プリントは基礎をしっかり固める問題集であるので、応用問題が少ないかなという所です。

もちろんこの「文章題プリント」問題集の最後の方「中学入試問題に挑戦!」で、実際に過去の中学入試試験で出題された問題が掲載されています。その問題を腕試しで過去問題を解くことが出来ます。ページにして12ページあり、決して問題数が少ない訳ではないです。

しかしこの問題だけで準備が完璧かというと、ちょっと疑わしいかもしれません。難関中学校を目指すのであれば、これを基礎固めとして、もう一つ上のランクの問題集を用意すると更に良いでしょう。

それでも中学受験対策の基礎固めとして、この習熟シリーズの文章題プリントは無くてはならない存在の問題集だと思います。また中学受験の予定が無くても、お子さんの数学力アップとして使うのもありですよね。

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完全習熟シリーズ文章題プリントは、アマゾンや楽天で品薄状態

この陰山英男先生の完全習熟シリーズの問題集は全部で3つありますが、どの問題集もアマゾンや楽天で品薄状態が続いています。やはりこの分かりやすさから売れ行きが良いのでしょうか。私も2冊までしか持っていません。

もし購入を考えられている方がいるのなら、見つけた時にササッと買ってしまうのが良いのかもしれませんね。

 

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