皆さんこんにちは。ニュージーランドは何故だか例年の夏より大幅に寒暖の差が激しくて、冬に戻ったかな?と思う日もあれば、暑くてたまらないという日もあったりでさっぱり分からない天候となっています。
さて今回は娘の作文を紹介したいと思います。
先日娘が「辛いトマトって作れると思う」とふと言ってきたので、面白い考えだなと思い、ぜひその考えを作文にして欲しいとお願いしたら書いてくれました。
海外在住の11歳の娘の作文をお楽しみください。
「からいトマトは作れるのか」
いきなりですが、みなさんは「からいトマト」を食べてみたいと思ったことはありませんか?
もしもそう考えた事があるなら、数十秒後にはこういう答えに行き着いたと思います。
「食べてみたいけれど、世界中のどこを探したってからいトマトなんてありゃしない。」
ちょっと待った!
「からいトマトなんてありゃしない。」?
どこのだれがそんな事を決めたんですか?
先生?友達?親?どこかの偉い博士たち?それとも、あなた?
世界のどこにも無いのだったら、作ればいいではないですか?
私はそう考えています。そして私は ーまだ試していないのですがー 土とトマトの種と、少量のとうがらしをすりつぶした物があれば、「からいトマト」は出来ると思います。
私は思いました。
「花や植物は根から、水とともに土の中の養分を吸い上げている。つまり、とうがらしをすりつぶした物を土に混ぜ、その土にトマトの種を植えたら、トマトがそのとうがらしのからい成分を水とともに吸い上げ、トマトがからくなるのではないか?」と。
先ほど言ったみたいに、まだやった事が無いので、間違っているかもしれません。けれども一つ確かなのは、植物に与える物によって、出来上がり方は違って来ます。
例えば、スーパーにでも売っている鉢植えに入った植物。それに青色の水を一週間位与え続けると、次第に茎の内側から青くなっていきます。この時点でほかの青い水を与えていない植物の葉と青い水を与えた植物の葉を見比べると、青い水を与えたことでできた違いがはっきりと見てとれます。
私はこの植物の不思議な性質を使って、トマトの根にとうがらしのからい成分を吸わせる事が出来るのではないかと考えたのです。
娘の作文について私感
今回はいつもの作文ドリルを使いませんでしたし、私は漢字間違いのチェックくらいしかしませんでした。
起承転結やその他ルールなどを考えずただ気持ちの赴くまま書いたので、娘もかなり自由度の高い作文を書いたと思います。
自由に書かせた分だけ、じわりと性格が出る作文になったように私は思います。
こうやって自分の子供に作文を書いてもらうのは楽しいですね。
日本に住んでいる子ども達はもっと素晴らしい作文を書くのだろうな…と思いながらも、基本的に作文は楽しんで書けたら良いかなと思っているので、あまり細かなところは突っ込まないでおこうと思います。
もし良かったらご自宅でもやってみてくださいね。
ちなみにいつもは下の作文ドリルを使っています。
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