娘がお空に居た頃のお話
私と娘で登校中、ふと気になってこんな質問をしてみました。
「この前言っていた話って本当?それとも作り話?もし作り話だとしても、とても創造的なお話で良いなって思うんだけれど、一体どっちかなと思って。」
こんな質問をしたのも、先日の話の流れで
「お空からママを見て、ママの子供になりたいって来た」
という事を、思いもがけない場面で再び聞いたからなんですね。
確かに娘は小さい頃、こういう生まれる前や胎内記憶とも言われるお腹にいた時の話を私によく聞かせてくれました。でも8歳になった今では、もうすっかり忘れていたのかと思っていました。
私の質問に娘は本当だとハッキリと答え、その後何度確認してもやっぱり本当だと言うので、もう少し詳しく聴いてみることにしました。
聴いた内容を以下に箇条書きにしてみました。
話の内容
・生まれる前は雲の上に居た
・その雲はオークランドの広さの1/4くらいの大きさで、100人くらい(注:その後話を掘り下げて聞く限り『大勢』の意味か)の子供たちが遊んでいる
・そこは寒い時もあるけれど、大体暖かい
・風邪とかもひかないと思う
・雲はあまり人間の世界に近づきすぎると、自分たちの存在を知られてしまうから、遠くに居ないといけない
・そこでは神様が色々と教えてくれる。「こういう状況になったらこうしなさい」みたいな。どういう言葉を使っていたかは忘れた。もしかして言葉は使ってなかったかも。周りはみんな日本人の子供だった。
・その子供たちがお母さんを選ぶことになるんだけれど、2人の人に全員が分かれた。そのうちの1人がママ(私)。例えばAさんに子供50人、Bさんに子供50人に分かれる感じ。男の子もいたし、女の子もいた。
・希望者が多いからくじ引きをした。それで自分が当たった。
・自分が当たったからお祝いにみんなでパーティをひらいた。そのパーティではテントウムシみたいな形の卵があって、みんなでそれをつつき合って「中から早く出て来てくださいね~」と言っていた。そうすると鳥が出て来た。ひよこさん。だけれどそのひよこさんが一緒に入っている飴を食べちゃってみんなで悲しくなってないちゃった。
・ママのところに行く前にクッキーを焼かないといけない。それはでもすぐに作れる。
・クッキーの中身は色々詰めることが出来て、そこには「楽しい」「嬉しい」「悲しい」とかの感情を入れられる。生きていくために必要なものを入れる。
・そしてクッキーには自分が生まれて来た時に、特別にママにあげられるように「産んでくれてありがとう」って、とっても大切な気持ちも入れられる。
・それから本当はいけないんだけれど、生まれる前に神様がちょっとだけ未来を見せてくれる。ちょっとだけだから色々考えて、自分が生まれる前はママはパパが一番大切だと思ったからパパの未来を見てみた。
・その未来はパパが外に出ている時に火事みたいな、雷みたいなものが美容院みたいなところに落ちて、パパがすごく大変になっちゃうの。大ケガをしちゃう。何だか詳しくは分からないのだけれど、パパが大変なことになっちゃう。だから自分はその日に生まれて、外じゃなくて病院に居られるようにした。
・大体の身体の部分はママのお腹で作られるんだけれど、基本的な部分は空で作られる。自分は出来上がるまではあまり目が見えなかった。ぼんやりは見えるけれど、それが一体何なのか良くは分からない。でもみんなも良く見えないからあんまり不便じゃなかった。神様が眼鏡みたいなものをくれて、それをつけるとすごくよく見えた。
・自分が生まれるちょっと前に神様が透明になれる薬をくれる。それに水をちょっとだけ入れる、沢山入れると透明になったまま戻らなくなるから。そして雲を少しだけくれる。その雲に乗ってママのところに入ってきた。
・ママのお腹の中は温かかった。
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