【NZの高校生活】Mathex2022開催!数学大会に参加した娘の本気

【NZの高校生活】Mathex2022開催!数学大会に参加した娘の本気 海外移住生活
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皆さんこんにちは。

ここのところ少しだけ体調がすぐれない私ですが、皆さんはどうでしょうか?特に日本だと暑さ厳しい時期ですので、どうぞご無理のないようご自愛くださいね。

さて先日娘はMathexという数学大会に参加しました。
そのことを今日はお話したいと思います。

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Mathexとは

Mathexとは私が住んでいる市(Auckland)で行われている、学校対抗の数学大会です。

  • 参加可能の学年はYear7-10(日本の小学6年~中学3年)まで。
  • チームはYear7-10混合ではなく、それぞれ学年ごとで結成。
  • 1チームは4人体制。
  • 各学校は各学年で参加上限2チームのみ出場可能。

学校対抗の競技ですが、更に言えばチーム対抗なので、同じ学校でもチームが違えばいわば敵チームとも言えます。

競技の流れとしては、

  • 4人のうち3人が数学の問題を解く担当、1人が回答を採点者に走って持って行く担当。
  • スタートの合図と同時に問題を解き始め、解き終わった回答を持ち走って採点者のところに行き採点を受けます。
  • 正解だったら次の問題が渡され、不正解なら回答を返され解き直すように指示されます。
  • それをチームに持って帰り、次の問題を解き(もしくは不正解の問題の解き直し)ます。
  • それの繰り返しで、どのチームよりも早く20問を解き終わることを競う(最長30分の時間制限)。

という感じです。

早く解き終わったチームの上位3チームが入賞となり、その後の表彰式で表彰…という流れになっています。

Youtubeに2015年のMathexの動画がありました。これで具体的な様子が分かるかと思います。

今年度はこの動画より参加者が多い印象です。
去年はコロナでキャンセルとなったので、満を持して今年度!という意気込みのある方が多かったのかもしれません。

今年度、娘の学年(Year9)は140チームありました。
各学校2チームまで参加可能で、殆どの学校が2チーム参加していました。
なので高校は70校以上の参加だったのだろうと推測します。

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娘の高校でのMathex2022メンバー選抜と練習について

まず学年でMathexの選抜メンバーを決めるEntrance Examがあったようです。
そこで500名の中から20名が選ばれました。

その20名がまずスタートメンバーとして選ばれ、Mathexの練習を開始。
そしてMathexの前月に最終選抜が行われ、上位8人が最終メンバーとなる流れです。

…でした。

が、練習が大変だったようで脱落者が続出。
結局は最終選抜なしで残ったメンバー8人がそのまま出場となりました。

もうすっかりメンバー全員と仲良くなった娘は「こうなったら全員で出場したい」と言っていたので、このお知らせには大歓喜。その上、娘はチームリーダーとなったので更にやる気がグンと上がったようです。

ちなみに先ほど練習が大変と書きましたが、練習時間は月曜日と火曜日のランチタイムを使って行われたので、ご飯をしっかり食べたい人は確かに大変だったのかもしれません…。

本来なら前回のスクールホリデーのどこか1日を取って、6時間の最終集中練習も予定されていたのですが、コロナ禍で中止。これには娘もとても残念がっていました。

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Mathex2022当日、競技開始前の娘の様子

Mathex当日、会場は18:30から開場、19:00から競技開始でした。
私たちはちょっと17:30に現地の近くに到着し、早めの夕飯を現地の近くで取っていました。
日本人家庭らしく、早め早めの行動です。

しかしあんなに食べるのが好きな娘は、必要最小限しか食べず夕飯終了。
かなりビックリしましたが、きっとMathexのことで頭がいっぱいなんでしょうね。
チームリーダーとして頑張らねば!という意気込みなんでしょう。

夕飯も予想以上にさっさと終わったので、予想外の待ち時間が…

そんな待ち時間も終わり、いざ会場に向かう段階に。

更にMathexの意気込みを新たにした娘は、足取りを早め私たちをどんどんと引き離し、ずんずんと早足で進んでいきました。
対して私たち親は、初めてのことだし折角なのでと、キョロキョロあっちこっち見てゆっくり歩く、そうお上りさんのよう。

そんな呑気な親(そう私です)が会場を背景に娘の写真を撮ろうと思い

「ねぇねぇ、○○ちゃん。ちょっと振り返ってくれる?」

とお願いしたのですが

ガン無視

もう一度声を掛けると、

怒った顔で渋々と振り向き「さっさと撮れ」モード

…もう心は完全にMathexモードだったのでしょう。

「もう遅れちゃうんだけど。」

きっぱりと言ってきました。
いや本当ですよね。私も参加する本人だったら確実にそう言うと思います。

会場に入った娘は、程なくして他のメンバーと合流。
そこからはもう私たち親のことなどお構いなし。他のメンバーと楽しそうに話に花を咲かせていました。

さてそこからはMathex開始前までにチームで軽い最終ミーティング。
そうしてYear9の競技が始まりました。

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Mathex2022終わっての娘の感想

競技が終わり、残念ながら娘のチームは上位3位には入れませんでした。
しかもニュージーランドの国らしく、3位以下は何位なのかの発表もナシ。
(日本だったら、全てのチームが何位なのか、しっかり計測くれそうですよね)

しかし娘はとっても満足そう。

もちろん「悔しい!!」という気持ちはあったようでした。

「最後の方で難しい問題があり焦ってしまった…

「あれがなかったら時間内に100点は取れた…

けれど

「100点中90点は得点できた!!来年は100点を取る!!」

笑顔の娘でした。

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Mathexありがたや

私と娘は日々家庭学習で数学を勉強していますが、家庭学習だけだと、どうしても「強い向上心」というのは生まれにくいと私も感じていました。

なのでこのMathexという機会は本当にありがたかったです。

来年Mathex2023、今度こそ100点取れますように。
願わくば上位3位に入っていますように。

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