くもん出版で販売されている「小学6年生 言葉と文法にぐーんと強くなる」。
我が家の母語教育で使っているのですが、かゆい所に手が届くような内容でした。
個人的には以下のようなご家庭にはぴったりだと思います。
沢山おすすめポイントがあるのですが、今回は以下の3つの点に絞ってお伝えします。
おすすめポイント1ー文法を易しいレベルから学べる
なかなか学ぶ機会のない日本語の文法。小さい子どもは文法を知らないまま話したりしていますが、大きくなるにつれ作文やレポートを書くようになると、文法に沿っていない文章は不明瞭になり読んでいる相手に伝わりにくくなります。
人に伝えるためには、言葉は正しく使いたいですよね。そのための文法を基礎から学べる作りになっています。
例えば以下のような内容がこの「小学6年生 言葉と文法にぐーんと強くなる」で学べます。
- 主語と述語の関係-「私は・食べる」等
- 修飾語、被修飾語―「青い・雲」等
- 指示代名詞―こそあど
- 接続詞―「だから」「しかし」「けれども」等
- 副詞―「決して」「ぜひ」「まさか」等
- 副助詞―「だけ」「ばかり」「くらい」等
おすすめポイント2ー慣用句やことわざを学べる
小学校6年生で抑えておきたい基本的な慣用句ことわざも 「小学6年生 言葉と文法にぐーんと強くなる」 で学習出来ます。
普段の会話や本でもさらっと使われていたりする、基礎的な慣用句やことわざ。
そういったものをしっかり学ぶことで、読んでいる本の理解も進み、興味の幅を広げることが出来ます。
例えばこんな慣用句やことわざです。
穴埋め問題や意味を選ばせる形で出題されます。
- 猫に小判/豚に真珠
- 五十歩百歩
- 良薬は口に苦し
- 後悔先に立たず
- 襟を正す
- 涙をのむ
- 油を売る
おすすめポイント3ー敬語が学べる
子どものうちは許される「年上の方へのタメ口」。しかし社会人になるまでには敬語を正しく使えるようになってほしいですよね。
この「小学6年生 言葉と文法にぐーんと強くなる」は、易しいレベルから敬語を学べる仕組みにになっています。
「する」「行く」「言う」「食べる」等の、日々よく使われる言葉の尊敬語・謙譲語の一覧表もあって分かりやすいのが評価ポイントです。
尊敬語・謙譲語の学習は何年もかけて少しずつ覚えていくものだと思えば、こうやって取り掛かりが簡単なドリルはありがたいなと思いました。
まとめ
今回「小学6年生 言葉と文法にぐーんと強くなる」を紹介しました。
おすすめポイントを3つ挙げて紹介しましたが、他にも
- 同音異義語や同意語・反意語
- 同じ部首の漢字
- 音読み訓読みの違いの問題
等々あり、充実した内容になっています。
また小学校6年生に限らず、他の学年のドリルも同様に易しいレベルから学べる形式かなと思います。
くもん出版のドリルはステップごとに学べるからありがたいですね。
興味があればぜひ調べてみて下さいね。
ちなみに我が家はこのドリルを終わらせた後、「ウイニングステップ小学6年国語3語句・文法」で更に理解を深めています。こちらもとても面白い問題が多いのでおすすめです(いつか記事にしたいです)。
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