今後の移民法について労働党党首の計画
昨日こんな記事があがっていました。
やはりJacinda氏(労働党党首)は移民の削減を考えているようです。Immigration MinisterのTuariki Delamereによると、一度決まってしまえば翌日に施行という事もあり得るとの事です。
(以下自分で読んでみたのですが、素人ゆえ誤訳もあるかと思います。解釈の違いがありましたら、あくまでも原文が正解です)
With net migration at 71,000 in the year to September, Prime Minister-in-waiting Jacinda Ardern last tonight said she expected those numbers to be cut by 20,000 to 30,000 per annum.
Its coalition partner New Zealand First, which has also lobbied strongly to reduce immigration numbers, has set the lower target of 10,000 people a year, according to its website.
現段階の年間7万人の移民受け入れ数を、現行から2~3万人削減するそうです。しかしNZ First党は1万人まで減らすという考えだそうです。NZ First党の党首は副首相に就任したので自分の案(1万人)を強く主張することも可能性としてあり得ますね。
It was still unclear how the Government planned to achieve its reductions but the logical targets would be low-skilled worker and student visas, Delamere said.
移民削減をどのように行うかはまだ不透明ながら、恐らくその対象は所謂低スキル労働者そして学生だろうとの見方です。という事は永住権申請だけじゃなく、学生ビザから全部含めての認可数を減らしていくのでしょうね。学生ビザと言っても、ビザは取ったけれど名目上だけで、実際はフルーツピック等の違う事をしている人を対象とするようです。
移民削減と一緒に用意された新案
The policy plan also includes the introduction of an “Exceptional Skills Visa” where up to 1000 sought-after applicants per year could avoid the usual points system requirement, as well as a “KiwiBuild Visa” where residential construction firms could hire skilled tradespeople on a three-year work visa. This would be limited to 1000 to 1500 at a given time.
しかし削減するだけじゃなくて違う道も用意するみたいです。
“Exceptional Skills Visa”
年間1000人という枠の中で、本当に求められている人材はポイント制を使わずにビザを申請出来ると述べています。ポイントというと技能移民のポイントでしょうか。となるとこれは永住権申請のポイントでしょうか。定かじゃないですが。
“KiwiBuild Visa”
これは建築関係のビザで労働者は3年の労働ビザを取得出来るとしています。これは年間1000-1500人を上限としているみたいです。
Jacinda氏は無意味な学生ビザや低スキルの職業についている人を減らしていきたいと考えているんですね。道路工事の作業員を見る限り、人手は足りているように思えるし、形ばかりの学生というのも確かに腑に落ちないし、今の現状を考えると私自身も移民数削減の彼女の考えは納得できるところがあります。
話が長くなったので次回に続きます。
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