NZ First党の最終決断
National党とLabour党のどちらにつくか、先週の木曜日に本当は決定を下す予定だったNZ First党。しかしその後ものらりくらりと答えを先延ばしにし、国民を右に左に振り回して1週間経ちました。様々な記事のコメントを見ると相当な人が呆れていたように見えましたが…。
そんなNZ First党から、ようやくどちらにつくか発表がありました。
結論から先に言うとLabour党だそうです。
これは私の中でも想定内の事でした。選挙終National党とLabour党がそれぞれ持ちかけた交渉をNZ First党はどう解釈するのかかなり気になる所でしたが、結局はLabour党もNZ First党も移民法を厳しくしていくことに関しては同じ立場という事もあったのでしょう。
あくまで「有能な」技能移民を受け入れたいというポリシーから移民法を考えるLabour党と、もう移民自体をあまり快く思っておらず、バッサリと受け入れ数を1/7に減らしたいというNZ First党の違いはあったと思いますが。
しかしニュージーランドは基本的に移民で成り立っている国です。その本質をおざなりにしてしまうのはどうなのかなと思ったりします。その代償はどこかで払うことになると思うのですよね。
これから厳しくなることが多分に予想される移民法、どうなっていくのか見届けたいと思います。
個人的には残念
そして私個人的にはNational党を秘かに支持していたので残念な所です。
National党は初等教育の内容の充実を図ることを政策の1つに入れており、それは私も強く同意するところだったので、それが実現出来なかったということが残念でなりません。
新首相のJacinda氏、実は最年少37歳です。
まずは彼女の優れた采配を期待したいところです。
追記
政策ポリシーについて下記のニュースでまとめられていました。
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