小学校5年生の作文「教科を楽しむ作文~理科作文」

小学校5年生の作文「教科を楽しむ作文~理科作文」娘と育児
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皆さんこんにちは。

前回の小学校5年生の「社会作文」に引き続き、今回は理科の作文となります。

さらに詳しく言うと、理科は理科でも、理科で習う「気象用語」を用いて作文を書いてみようという主旨です。
例えば憂鬱とした気分なら「心は雨模様」みたいな感じですね。

こうやって天気を比喩表現として作文に用いることで、作文の表現力はグッと高まります。
実際娘の書いた作文はまた味のあるものとなりました。

 

 

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小学校5年生の作文「教科を楽しむ作文~理科作文(気象用語作文)」

さて娘の書いた作文が下になります。
同じ小学5年生のお子さんがいる方、そうでない方も楽しんで頂けたら嬉しいです。

今日の朝から晩までの家族の様子を、気象用語に例えて書いてみよう

昨日、朝はパパは晴れで○○(娘の名)もママも晴れでしたが、十一時くらいになってくると、○○の気持ちは曇ってしまいました。おなかがすいたからです。多分パパも曇っていたと思います。なのになぜかママはずっと高気圧で晴れていました。

六時になってパパが帰って来た時には、パパは低気圧でパパの周りだけなんだか雨がふっていて曇っていました。けれどもパパがご飯を食べたら晴れました。その横で○○とママはずっと晴れでした。

 

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学校であった事を気象用語に例えて書いてみよう

ある日○○は晴れ晴れとした気分で教室に入っていきました。と、そこで○○の気分は雨に変わってしまいました。なぜなら先生がクラスの中に置いてあったお花の花びんを割ってしまったからです。

実はその花びんに入っていた花は○○が毎朝お水をあげていたお花だったので、○○の気持ちは暴風雨に変わってしまいました。なので、○○は泣いて教室を飛び出して、一人でぶらんこでゆーらゆーらしてから教室に行きました。

そうしたら○○の暴風雨も大雨になって、ちょっとだけ良くなりました。教室に入ったら先生がおそるおそるチョコをくれました。○○の気持ちは晴れました。

 

娘の作文について私感

天気を比喩表現に用いると、作文はこんなにも味が出て来るのかと私の方がむしろビックリしました。

お腹の空き具合で天気が晴れたり曇ったりと変化するのは子どもならではの表現ですよね。
実感として分かるので理解しやすいです。

天気の括りを通り越して「パパは低気圧」というくだりも、事態の悪さをとてもよく表現出来ていて本当に面白かったです。

 

専門家も薦める比喩表現

比喩表現の素晴らしさについて山口 拓朗さんもこのように述べています。

作文を書くときだけに限りません。普段から目に映ったモノを “他の何か” にたとえるエクササイズをくり返すことで、子どもの作文力はもちろん、観察力発想力もどんどん磨かれていきます。

オリジナルの比喩で、表現力のある作文に激変――“それ” は “ほかの何” に見えるのか?より

 

また時間を作って娘に作文を書いて貰おうと思います。
これが同じ学年のお子さんを持つ親御さんの何かお役に立ちますように。

 

この作文ドリルを使っています。

 

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