IELTSの再採点(Enquiry on Results)の結果スコアアップ!!【overall 6.5に】

IELTSの再採点(Enquiry on Results)の結果スコアアップ【overall 6.5に】海外移住生活
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初めてのIELTS

3月の下旬に人生初めてIELTSを受けてきました。開始は午後1時近くとこれまた中途半端な時間帯だったので軽く萎えたのですが、数時間頑張ってきました。終わったのが5時半くらい。

帰宅し夕飯を食べた後は全身に漲っていたアドレナリンはだだ下がり、もはや廃人と化してしまい、その姿はどこから見ても生きる屍でしたし、挙句には娘と一緒に寝落ちました。

スコアを受け取る

テストを受けて2週間ちょっと経った頃、スコアの結果が送られてきました。

テストの手ごたえとしては、ものすごくいい感じ!!とは言えないまでも、酷く悪かった…という感じでもなかったので、少しだけスコアを楽しみにしていました。

それは娘の世話(勉強を教えたり等)で一日終わっていたとはいえ、自分のささやかなプライベートの時間をIELTSの対策に充てていたのもあると思います。

そして届いたテスト結果、満を持して封を切り、中を開けてスコアを確認してみました。

結果は…期待を大きく裏切りこれまた結構ひどい(涙
最低のスコアに反して最高の私の落ち込み度でした。
もう反比例も良いところです。

正直言うならば、確かに凄く良いとは思えませんが、ここまで酷いとも予想はしていませんでした。Writingは試験の1ヶ月前から対策をしていたので、全くの手薄という訳じゃなかったからなんですね。しかも私が書いた回答の文字数も足りてる自信はありました。

本当に落ち込みました。余りに落ち込んだので、自分自身で具体的に何に落ち込んでるのか分からなくなるくらい。

私の場合足を引っ張ったのはReadingとWritingでした。特にWriting!!!

しかし数日経つと私の気持ちも少しづつ落ち着いてきました。結局は私の英語は酷かった(正確に言うなら私の英語の吸収が酷いに尽きる)のは受け入れるしかなく、私のスコアはどういう理由であれアレなんですよね。

しかしもう1つ何気なくネットを見て知ったことがありました。それはEnquiry on Resultsという存在でした。

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Enquiry on Resultsとは

日本で言うと「IELTS再採点」という制度で知られているこの制度ですが、IELTSのスコアで納得がいかない場合、もっと経験のある採点者に改めて自分の答案を採点するようお願いが出来るという内容です。

テスト結果発表の日から4週間以内に申し込むようにと、私が受けた試験会場のウェブサイトには書いてありました。ちなみに大元のウェブサイトにはこんな風な記述があります。

もっと調べてみると結果発表の日から4週間以内と言うところとテスト日から6週間以内と言うところがあるのですが(日本は後者)

でもテスト結果がテスト日から2週間後に出るので、結局は一緒ですね。あと日本ではイギリスに送られるようですが、ここニュージーランドではオーストラリアに送られてそこで再採点が行われるようです。

この再採点でスコアが伸びる人は少なからずいるようです。

主にSpeakingとWritingは伸びる可能性はそこそこあるようです。

理由としては、この二つの分野は確固とした採点基準がなく、あくまで試験管の基準でのスコア付けになるからなんですね。
だからその試験官と相性が良くなかった場合、ちょっと低めのスコアになることもあるようですが、そういう場合はまた再採点によりスコアが伸びることも多くあるみたいです。

残念ながらReadingとListeningはスコアが伸びることはまず無いようです。
それは前述した通り、確固とした正解があるからですね。

私が受けたのはニュージーランドですが、もしかして日本から見て下さる方もいらっしゃるかもなので、日本のIELTSのウェブサイトを下に置いておきますね。再採点についてです。

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申請方法・金額

話が戻って私のIELTS再採点の話ですが、このような手順を踏みました。

  • まず試験会場にメールを送り、Enquiry on Resultsを受けたい旨を伝える。
  • その後メール返信にて申請書を添付ファイルが送られてくる。
  • (担当者曰く)必要事項を記入し、テスト結果用紙と一緒に会場に持参して申し込む。

と言う事なので当日

  • テスト結果用紙
  • 申込書
  • 料金

を持って申請に行きました。

ここからはあまり関係のない内容ですが、送られてきた申込書に書いて会場に持って行ったら、担当者の人は「その紙じゃないよ、あ、もしかして私それを送っちゃったかしら」と。そして正しい方の申込書をその場で改めて書くことになりました。

ここら辺はもうニュージーランドあるあるあるある×10000ですね。

料金は1つのバンド(Reading等)で$230です。しかし意味分からないのが4つのバンドを全部頼んでも全く同じ金額!それなら全部頼んでやれと、私は4つのバンド全部に丸を付けて提出しました。

ちなみにこの料金、再採点によってスコアが変わると返金されます。
これは大きいですね!!

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結果をゆっくりと待つつもりだったのに…もう来た!!

色々と調べたんですが、どうやら申し込んでから8~10週間待つらしいという事なので、私も覚悟して待っていました。まぁ緊急でこのスコアを使う事なんてないですからね。それにそこまで高くもないスコアですから。

しかし今日、その試験会場から何やら手紙が来ていて、何だろうと思って封を開けたら、なんとその再採点の結果じゃありませんか!!

結局再採点申し込んでから4週間くらいで結果が来てしまいました。

この早さは一体なに??南半球では受験者の絶対数が違うから?それともこの制度を使う人が少ないから??

もうドキドキで中身を開けました。正直スコアなんてどっちでもいいような気にすらなってきました。きっとこれでスコアが変わらなければ、私の英語力は結局はその程度だということがハッキリするし、それはそれでまた良いかなと思ったりしました。そして手紙にはこう書いてありました。

Writing  The band score awarded for this module has changed from 5.5 to 6.0″

Writingのスコアが0.5アップ!!!

それに伴って、

Overallのスコアも6.0→6.5になりました!

うわー、再採点やっておいて良かったよ。。。

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返金!

スコアが変わったとなると、今度は返金について気になり始めました。
だって$230って大きいですよ!?外食行ける金額ですしね!

同封されていた手紙を読むと4週間くらいで返金されますと書いてありました。
この金額は…今後のために取っておきます!!

こういう方は再採点は受けるのも良いかも

IELTSを受けて結果に納得のいかなかった方、再採点を申請するのは結構アリかもしれません。

もちろん上がる保証はありませんが、あまりに自分の受けた感触と結果に乖離がある場合、試験官と相性が良くなかったという場合もあります。

安くはない金額ですが、すごい人なんかは1つのバンドで1.0上がる方もいるようなので、トライする価値はあるかなと思います。

私のスコアはそれでもそこまで珍しくもない点数ですが、それでもこれを読んで誰かの希望となると良いなと思い書いてみました!

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使用した参考書

沢山のサイトの中からココを探して読んで下さる方がいらっしゃって、本当に嬉しいです。IELTSに関心の高い方々だと思いますので、私が使った参考書を紹介します。何かの参考になれば幸いです。

IELTS公式問題集

これは皆さんもご存知だと思いますが、鉄板の問題集、IELTSの過去問集です。

これは絶対に抑えておいた方が良いですね。

出来ればこれを何度も解いた後、どんどん遡って行くと良いと思います。
私は結局IELTSの5まで遡って何度も解きました。

Target Band7


これはAcademicバージョンで、私はGeneralの方を使っていましたが、この先生のテキストは本当に分かりやすいです。何が良いかってどうやって文章を組み立てていくのかが、ケースバイケースで説明されているから細やかな対策が取りやすいです。

私はWritingはこれ1冊だけ用いTask1とTask2を毎日練習しました。

特にTask2、練習開始当初はかなり時間が掛かりましたが、毎日書いていくうちに時間内に収まるようになってきます。英語がダメダメだった私が言うんだから間違いないです。

Speaking for IELTS

Speaking対策としてはこれを使いました。トピックが色んなカテゴリに分かれていて、それぞれにフラッシュカードの練習問題がついてきます。私はこのトピックの質問を使って1分で考え、2分で話す訓練を数週間やりました。

おかげさまでSpeakingのスコアは7.0が取れました。

ちなみにSpeaking for IELTSには新版が出ているようです。
ただあくまで私が使ったのは上記のテキストなので、新版の内容についてはご自身でご確認をお願いします。

以上が私からのオススメ参考書となります。何かのお役に立ちますように。

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