皆さんこんにちは。
「インターネットで検索することで、世界の植林活動に貢献できる」
と聞いて、みなさんはどう思いますか？
「そんなこと出来るの？？」
「ちょっと疑わしい…」
って思いますよね。現に私がそうでした。
しかしそんな事が本当にあったんです。
今日はそれについて情報をシェアしたいと思います。
検索エンジン「エコシア」について
その名前はエコシア。
エコシアはGoogleに代表される検索エンジンです。
エコシアはドイツのベルリンの会社で開発され、
その検索結果は、現在Bingと独自のアルゴリズムを使用したものとなっています。
このエコシアを使って検索すれば検索するほど、木を植林することが出来るんですね。
下の図にあるように、植林活動は世界中に広がっています。
また月別でも植林している場所は違ってきて、例えば2020年7月はオーストラリアにも植林活動を行っていました。
エコシアの植林活動
エコシアはどうやって利益を出しているの？
それならどうやってその資金を作っているの？
どこから収益を出しているの？
と疑問に思いますよね。
それは検索結果で表示される広告。
それを表示させることで収益が発生するそうです。
その利益の80%を植林活動にあてており、残りの20％は何かあった時に一時的に保留されますが、何もなければそれも植林活動にあてています。
1回の検索で約0.5セント(ユーロ)の収益で、45回検索することで１本の木が植林できるそうです。
エコシアは経営の透明性を大切にしている
エコシアはその経営の状況も発表しています。
下の図のように、エコシアは月ごとに
- 収益
- 植林活動の実績
をレポートにしているんですね。
これはエコシアの「財政の透明性を主張」したいところからきているのでしょう。
エコシア経営レポート
エコシアはプライバシーを保護している
エコシアは検索する人のプライバシーも保護しています。
エコシアのプライバシー保護
上の図を要約すると以下の通りになります。
- 検索の履歴から個人のプロファイルを作らない
- 個人のデータを広告業者に販売しない
- 個人の検索結果は暗号化される
- グーグルアナリティックスのようなトラッキングツールは使わない
- エコシアの検索結果をよりよいものにするために若干の情報を検索結果から収集するけれど、それも嫌ならトラッキングをオフにすることも出来る
プライバシーを気にする人にはとても嬉しい作りです。
エコシアで出来ること
エコシアで出来ること
- GoogleやYahooのように、検索窓に単語を入れて検索
以下の図が検索結果です。 - Googleでの検索結果が欲しい場合は、単語の後ろにスペース開けて”#g”を付けて検索することで結果が得られる（Googleページに飛びます）
Googleの検索結果も得られる
- マップは独自のものはないけれど、簡単にGoogleマップに行ける
簡単にGoogleマップへ
エコシアで出来ないこと
エコシアは日本語対応していないのか、「日本語の単語を入れてニュース検索」が出来ないようです…(英語なら可能)。
これからの改良に期待したいところですね！
沢山の人が使っているエコシア
エコシアは現在沢山の方に使われています。
エコシアの使い方
ウェブで検索
これが一番簡単なやり方ですね。
このサイトに飛んで、単語を入れて検索するだけです。
Chromeに追加
Chromeに追加して使うことも出来ます。
スマホのアプリ(app)がある
スマホのアプリがあるのでダウンロードして使う事も出来ます。
全部をエコシアにするのはハードルが高くても、一日に数え切れないほど行う検索の１回をエコシアに変えてみるのはいかがでしょうか？
この記事が皆さんの参考になりますように。
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