海外在住の中学1年生の作文「学校の校則について思う事」

子供の作文練習
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こんにちは。ニュージーランドのスクールホリディは今週で終わり、来週からTerm2(2学期)開始の時期となります。

今回はそのスクールホリディ中に書いた3回目の作文を紹介しようと思います。
海外において母語学習をされているご家庭の何かの参考になれば良いなと思います。

前回の記事についてはこちらを参照ください。

今回の娘の作文は「学校の校則」について。

皆さんは学生の頃に「こんな校則、何の為にあるのかなあ」と思ったことはありませんか?
私も中学生や高校生の頃に思ったことがあります。

例えば中学校に履いていく靴下の、くるぶしからの高さの指定。
長すぎてもダメだし短すぎてもダメ。
正直そこは大して重要じゃないと思っていたんですよね。まあでも先生が怖いし、これを守っておけばそれ以上はとやかく言われないから、さっさともうここはサクッとクリアしておこうという気持ちもあり、校則に抵抗しようという気持ちは生まれなかったですが。

そんな気持ちが娘にもあるようです。今回はその気持ちを書いて貰いました。

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海外在住の中学1年生の作文「学校の校則について思う事」

常識ですが、校則は必要だからあります。

例えば、廊下で走ると危ないから本当は走ってはいけません。自然に良くないから、ゴミのポイ捨てもしてはいけません。

しかし、私の学校には、「何でこんな校則が必要なの?」と首をかしげる様な校則が幾つもあります。

その中の一つが、「九年生は三時七分、十年生は三時十分に学校から帰る」と言う校則です。これ以上コロナウィルスが広がらない様にする為なのかもしれませんが、九年生全員がきっちり三時七分に帰れる訳でもなく、むしろ先生が早く帰してくれないことの方が多いのに、九年生と十年生の帰宅時間の差がたったの三分であるのならば、意味が無いと思います。

この事から私は、「この学校の先生方は、なぜ校則が必要なのか分からずに校則を作っているのではないか」と考えました。

先ほど述べた通り、本来校則はその校則が必要だからあるのです。しかし今回述べた学年別の帰宅時間の校則は、一つも役立っていない様に思えます。

先生方にはもう少し効果的な校則を作ってもらいたいと思いました。

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娘の作文についての私感

これは私も常日頃感じていたことなので、読みながら笑ってしまいました。そのため伝えないといけない内容も失念してしまい、娘に言いそびれてしまいました。修正箇所があり、「帰宅時間→下校時間」ですよね。

それにしても良いところを突いてきました。確かに下校時間の3分差は全く意味ないと思いますね。ましてや時間管理の甘々なこの国では、3分差は単なる誤差でしかないです。

実際娘のクラスは3時7分に終わることは少なく、大体は10分過ぎくらいでした。こうなると他の学年と混ざって一緒に下校になってしまうんですよね。校門から数百人単位の子供たちが押し合いへし合い出てくる毎日でした。(娘の通う学校は全校生徒が2400人くらいいるんです)

これじゃコロナ対策とは言い難いですし、実際こうやってゴタゴタ感だけが増しただけで対策にもなっていませんでした。

まぁこのちぐはぐ加減がニュージーランドらしいなとも思っているのですけれどね(笑)

また次回に作文を書いて貰うのは、次のスクールホリディになりそうです。スクールホリディ中だと家庭学習の時間的余裕が出てくるので、作文の練習時間も多く割けるんですよね。

日本の子供と比べて日本語での作文の機会は圧倒的に少ないと思いますが、娘も日本語の作文を気に入っていますし、またじっくり時間を持とうと思います。

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