日本なら小学校6年生の娘。
その娘が今回も作文を書いたのでシェアしようと思います。
今回も「作文力ドリル 作文の基本編 高学年用」を使いました。
前回は「過去に行く」という作文でした
さて今回の作文は、未来に進んでなんと50年後!
「50年後の私」という題材で作文を書いてもらいました。
「50年後の私」作文時の娘の目標
今回も前回と同様の目標
- ホップ・ステップ・ジャンプ・着地の流れを意識する
- ジャンプをメインで書く(40-60%くらい)
- ジャンプの部分は作文で一番言いたいところ。詳しく書く。それ以外は詳しくなりすぎない
- 一文をだらだら長く書かずに短くまとめる
に加え、
- 感動的な話でまとめてもいい
- 笑える話でまとめてもいい
- SF的発想でまとめてもいい
と、作文を面白くさせるコツを踏まえて書いてもらいました。
それが反映されているかどうか、どうぞ確認してみてくださいね。
小学校6年生の作文「五十年後の私」
「おばあちゃん、早く!始業式始まっちゃうよ!」
私は孫の声を聞きながら、「吉野小学校へようこそ!」と書かれた門の下をゆっくりとくぐった。
なつかしい。私が幼いころにあった遊具も、そのままになっている。しばらくボーっと遊具を見つめていると、前の方からまた孫の声が急かすように聞こえてきた。
体育館に入った瞬間、むわっとした空気が体を包み込んだ。暑い、と思っていると前にいたおばさまと目が合った。なんと、その人は同級生だった冬田さんだった。
私は元同級生との再会が嬉し過ぎて、ずっと冬田さんとおしゃべりをし、結局校長の話など一つも聞かずに終わってしまった。
孫の始業式も無事に終わり、帰ろうとしたらまたあの遊具の事が気になり出した。もう一度だけで良いから、再びあの鉄棒に反対になってぶら下がりたかった。孫に
「友達と遊んでおいで」
と言い、私は一人遊具へと向かった。
私が小さいころはぴかぴかだったはずの鉄棒は、もうさびてザラザラとしていた。
ためしに乗ってみる。年のせいか肩が痛くなったが、ガマンして一回転しようとしたが、失敗して地面にドスンと落っこちてしまった。
しばらく目を回していると、目の前に孫の顔があった。私は何もなかったように立ち上がり、孫の手を取って歩き出した。それからふと思い、孫の耳にささやいた。
「今度、鉄棒で一回転してみて、きっと楽しいから。」
「作文ドリル 作文の基礎編 高学年用」を使いました
今回も「作文ドリル 作文の基礎編 高学年用」を使いました。
このドリルはレビューの記事にも書いたんですがなかなか良いドリルで、他の口コミでも高評価でした。娘の学年が既に高学年なので高学年用のドリルを買ったのですが、もしもうちょっと年齢が低かったら低学年用か中学年用も買っていたかなと思います。
また作文が仕上がったらここにシェアしますね。
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