事の始まり
目下娘はちょっと先取りした小学校3年生の漢字を習っています。そこに「丁」という漢字が出てきました。
「なにこの漢字~、簡単簡単~♪これ3年生なの?易し過ぎない!?」
とこれまた俄かに興奮しながらスイスイと書き取り練習をする娘。そして「豆腐一丁」という例文を発見し、この例文について何か思ったようで私にこう訊いてきました。
「『豆腐一丁』「一丁の豆腐」どっちも言うの?」
どっちも正解か、と訊きたいようなので
「そうだよ、どっちも言う事あるよ」
と答えると、少し考えた後「それじゃ…」と、少し興奮したような上ずった声でこう訊き返してきました。
「ほらコンキチ豆腐の」
「アホ用なっとう…」
私もさすがにビックリで思わず娘の言葉を復唱してしまい、アホさ加減を再確認する結果となりました。
娘の言葉の理由
しかし私には分かっていました。何故アホ用納豆と言い出したのか。
お子さんがいる方ならお分かりになる向きも多いかと思いますが、中川 李枝子さんの「たんたのたんてい」って作品ありますよね。

このお絵本、娘はそれはそれは気に入っていて、日本に居た時もお気に入りの本でしたし、今はもう読む機会も少なくなりましたが、未だに娘のお気に入りの作品です。私が読み聞かせていた頃、一回で60頁くらいを全部読み切っていたんですが、それでもあまり疲れを感じさせない程、大人にも楽しめる内容でした。
ここにコンキチが経営する豆腐店が出てくるんですね。そのキャッチフレーズの中に「おはよう なっとう」という言葉が出てくるんです。それを娘は未だに覚えていたんです。
そう、娘は「アホ用」じゃなくて「おはよう」と言いたかったんですね。
もうちょっと説明加えましょうか。
アホ用→AHOYOU
おはよう→OHAYOU
あるある子供間違えですね!
当の本人は自分の言い間違えにゲラゲラと腹抱えて笑い転げていました。
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