ニュージーランドの小学校の成績表はコレ!

ニュージーランドの 小学校の成績表はコレ!娘と育児
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娘が成績表を貰って帰ってきた

日本では4月から学期始まりなのに対し、ニュージーランドでは1月始まりため、先日からもうTerm3(3学期)。そこにかなりの違和感を感じている「日本の文化を忘れない」私でございます。おはようございます。

 

さて今日はニュージーランドの通知表についてお話をします。
というのも、Term3(3学期)が始まって矢先の数日前、娘が学校から通知表を貰ってきたんですね。

通常、通知表って学期末じゃなかったっけ!?

という疑問はここではポイして下さい💖

さて、ニュージーランドの小学校の通知表はどのようになっているのでしょうか!
特にニュージーランドに留学を考えている親御さんには興味のある話かと思います。

 

ニュージーランドでは日本と違い、成績表の書式に「一定の決まり」というものがないので、他の学校ではまた違った様式、違った判定基準になっているかもしれません。あくまでも一例としてお考え下さいね。

 

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貰って来た通知表の内容

ところで日本の通知表と言えばコレですよね。

日本の通知表

そしてこれが娘の貰って来た通知表です。

 

当たり前ですが全部英語ですね…

 

成績表の評価は大きく分けて2つ

上の画像だけではどういう内容について評価されているのか分からないので、改めてここでお話します。

成績表で評価されていることは大きく分けて2つ。

  • 科目について
  • 素行について

下に各項目の詳細について書いてみました。

科目について

Reading/Writing/Mathematics

この成績表で評価される科目は以下になります。

  • Reading
  • Writing
  • Mathematics

そしてそれぞれの科目で

  • 今出来ていること
  • 次に習うこと

について先生からコメントを貰います。

 

それにしても、日本の5教科と比べるとかなり科目数が少ない気がします。
言ってしまえば「国語」「算数」という事ですからね。

理科が好きだった私から言わせて頂けると「理科」。
これをぜひお願いしたいところです…。

 

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日本と違う点1

ここでの日本と違う点は、成績の付け方のところです。

日本では言わずもがな、1教科をいろんな面から見て総合点として「1~5」の数値で表されますよね。
しかしうちの学校では更にそこを「進捗度」「努力度」の2つに分けて、それぞれの評価があるんです。そして数値ではなく以下の基準に分けられます。

進捗度

  • 目標以上!(頑張りました!)
  • 順調!
  • もうひと頑張り
  • 人の助けが必要

努力度

  • 素晴らしい!
  • 好調!
  • もうひと頑張り

日本なら多かれ少なかれ結果を重視する中、
努力面からも評価してくれるところがさすがニュージーランドらしいですね!

日本と違う点2

日本の成績表には絶対にないものが、この成績表にはあります。

それは生徒が学期を振り返っての自分の感想を入れられるんですね!

大体3行程度のものですが、これは本当に素晴らしいなと思いました。何が良いかって、先生からの評価と自身からの評価のどちらも保護者は読めるんですよね。日本もこういう面は取り入れたらいいのにと個人的に思います。

 

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素行について

科目の評価は以上で、次は素行について。

これはかなり細かく分けられています。
大きく分けて3つ、そこからまた別れて3~6の項目についてチェックが入ります。
詳しくは以下の通りです。

自己管理について

  • 時間を有効に使えているか
  • 物事を正確に行おうとしているか
  • 自分の持ち物の管理が出来ているか
  • 自分の最善を尽くせているか
  • 必要であれば人の力を借りず1人で作業が出来るか
  • 分からない時にしっかり質問が出来るか

 

共同作業について

  • 礼儀正しいか
  • 他の生徒と協力して作業が出来るか
  • 自分と考えが違っても仲良く出来ているか
  • 何かを決める時に、他の生徒の気持ちを考えられるか
  • 見本となる態度を示せているか

 

考え方

  • 「自分は出来る」という態度があるか
  • 習っている事について、自分の口で言い表すことが出るか
  • 様々な状況に於いて、先導を切って行動が出来ているか

 

その他、先生からの所感

ここは先生から生徒一人一人へのコメントで約10行程の所感を書いてくれます。ニュージーランドの事ですから大抵褒める内容ですが、中には直したほうが良い点も書かれています。

 

日本と違う点1

素行についての評価点でお分かりだと思いますが

  • 「自分は出来る」という態度があるか
  • 様々な状況に於いて、先導を切って行動が出来ているか

等の「自分が先手を打って行動」「出来るという自信」というものに大きな評価を置いています。

 

これは私も地元の人との会話で良く感じる事なんですが、

全ての作業・仕事において、
「自信を持つこと」が最大限に評価されている風潮がある

 

この現れなんだなとしみじみ実感しました。

こうやって小さい頃から自信を持つことを奨励されているから、そういう文化で育って来ているから、成人した人たちがあれほど胸を張って物事に当たれるんですね。
(ここでは作業した結果は伏せておきます、結果はどうあれ堂々としているんです。日本人は良くも悪くも結果ありきですよね)

 

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まとめ

沢山お話をしましたが、今回はニュージーランドの小学校の成績表のお話でした。
まとめると以下になります。

  • 成績の科目はWriting, Reading, Mathematicsの3教科
  • 成績の付け方が日本と違う
  • 素行については評価ポイントが多岐に渡る
  • 自信を持つことを奨励している

 

この情報が欲しい方の手元に届きますように!

 

 

 

 

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