労働党による新政権の発足
本日から労働党が与党となり、新政権が発足します。
彼女は昨日ウェリントンの会議に参加した折に、これからの政策についてこんな事を語っていました。
The incoming Government will also lift the minimum wage to $20 an hour by April 2021, scrap the 90-day workers’ trial, and introduce Fair Pay Agreements to set industry standards for pay and conditions.
中でも
- 2021年までに最低賃金を20ドルにまで上げる
- 90日間の試用期間を廃止にする
は結構気になる所ではないでしょうか。
1.に関しては企業からかなりの不安の声が上がっているそうです。これに対しては
She also offered an olive branch to businesses, saying she would ask a tax working group to look at ways to help small businesses, such as a lower company tax rate for businesses with small turnover.
彼女としては中小企業には減税をすることで対策をするらしいですが、どの程度効果があるのでしょうね。
2.に関しては、結構労働者には嬉しいニュースだと思います。この試用期間ではどんな理由でも企業は労働者の首を切ることが合法的に可能でした。これが廃止されることで、意味不明な理由で打ち切られて悔し涙を流す人も少なくなるだろうと思います。
各大臣が発表されました
昨日付けで各大臣の名前が発表されました。
私個人的にはWinston Peterの役職が気になる所でしたが、副首相以外にも外交大臣も兼ねるみたいです。
ここで私はちょっと気になったことがありました。もし外交を統べる大臣なら移民法も彼が扱うのかというところです。
しかし調べたところ、移民についてはMinister of immigrationという大臣がおり、Winston Petersはあくまでも外交担当のようです。ここら辺は私の知識不足もありまだ定かじゃないので何か修正があったらここに書こうと思います。
因みに今日から発足する政権のMinister of immigrationはIain Lees-Galloway氏(労働党)です。彼が余りに急な締め付けをしないことを期待したいです。
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