【海外バイリンガル育児】子どもに日本語を教える方法(母語教育)、年齢別に詳しく解説!~1歳から7歳~

【海外育児】子供に日本語を教える方法、年齢別に詳しく解説! ~1歳から7歳~海外で子供に日本の教育
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皆さんこんにちは。

現在私は海外在住なのですが、私が娘に日本語やら色々と勉強を教えているのを知っている方から「日本語はどうやって教えているの?」と訊かれることが多いです。

海外で住んでいるとちらほらと「ダブルリミテッド」という言葉を聞くようになりますが、これを気にしている親御さんは多いのだなと思わされます。

ダブルリミテッド…子どもの母語である日本語、そして現地語である英語やその他言語の語彙力が少なくて、どちらの言語を使っても意思の疎通が難しい状態

バイリンガル…子どもの母語である日本語と現地語である英語等を、その場その場で脳内で切り替えて使い分けられる状態

を指します。

もちろん私も子どものダブルリミテッドは気を付けないといけないなと思っている1人です。
ダブルリミテッドじゃなくて、バイリンガルを目指したいですよね。

そこで私が

  • 6年間、毎日自分の子どもに母語教育をしてきて学んだこと
  • その学んだことを生かして、子どもにどのように母語教育をするか

その方法を年齢別にお伝えしようと思います。

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母語教育について年齢別に詳しく解説!

ここからは子どもをバイリンガルにするため、母語である日本語をどのように教えるか、年齢別に解説したいと思います。
下でも改めて書いていますが、どの年齢であっても小学校1年生から始めると基礎から学べるので良いと思います。

1~4歳の子どもの母語(日本語)教育

絵本の読み聞かせ

見出しで日本語学習と書きましたが、「学習」と銘打つ内容はまったく無いです。

でもとても大切なことがあります。それは絵本の読み聞かせ。
絵本の読み聞かせは毎日してあげて下さい。

この絵本の読み聞かせが、のちのちの日本語勉強に対しての関心に繋がってきます。

この時期、娘には絵本は毎日3冊~20冊読み聞かせしていました。
海外では日本語の本がそこまで豊富にないかもしれませんが、出来る限りゆっくりと絵本を読み聞かせをすると良いと思います。

読書を生活の中に組み込む

「夜寝る前に読む」「朝ご飯を食べた後に読む」というように、生活の中に組み込むのが一番おすすめです。

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5~6歳の子どもの母語(日本語)教育

ひらがな・カタカナを毎日練習

この頃からひらがな・カタカナの書き方の学習スタートです。
もちろん子どもが書きたいというのなら、もっと早い年齢から始めるのは全く問題ないです。

私達が海外移住したのは娘がちょうど5歳になったばっかりの時でした。
読み聞かせが功を奏したのか、文字に興味があった娘は、その頃までにはもうある程度ひらがなとカタカナは書けるようになっていました。

しかしその後ニュージーランドに来たので、日本語に触れる機会が激減し、案の定数ヶ月でほぼ全部忘れてしまったんですね。
そうニュージーランドで生まれて日本語も喋るかな、くらいの子どもとほぼ一緒の状態でした。

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毎日ひらがな・カタカナを書くことが大事

言葉を学ぶのは何でもそうですが、毎日使う事が一番大事です。

毎日使う事が無くなってしまったから、娘はひらがな・カタカナを忘れてしまいました。
なので、まずひらがなとカタカナ五十音を毎日書くことを目標に始めてみましょう。
全部が無理なら今日はひらがな、明日はカタカナというように分けるのも良いですよね。

実際娘もこの頃から練習を開始し、今に至るまで毎日ひらがなカタカナの練習は欠かしていません。
おかげで、もうひらがなカタカナは忘れることは無いだろうなという所まで定着しました。

この時はまだ綺麗に書くように教えなくても良いですし、そこまで出来ません。
ただ綺麗に書くと気持ち良いね、という意識合わせをするくらいで良いのかなと思います。

ちなみに私はこの練習帳を使っていました。
指でなぞって綺麗なひらがなを書く練習が出来るので、コストパフォーマンス的には申し分なかったです。実は今でも使って教えています。

絵本の読み聞かせも空いた時間で

ひらがな・カタカナの練習が終わったら、空いた時間で絵本の読み聞かせをして親子の時間を楽しんで下さいね。
10歳までに本を読んだ量で作文力も変わるそうです。

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6~7歳の子どもの母語(日本語)教育

漢字の基礎知識を積む時期

この頃から漢字の1年生スタートです。
小学1年生の漢字は80字なのでとてもやりやすいです。

この頃の子どもは、漢字の何となくの意味合いというものは全く掴んでいません。
例えば私達は「航海」という漢字を見て、もし意味が分からなくても

「『海』と『舟』っぽい漢字があるから、もしかして海を舟で行くってことかな?」

という推測が出来ますが、漢字を習いたての子どもはこの基礎知識がありません。

今はその「基礎知識を教える」という段階だと思ってください。
そのため、親も漢字一字一字楽しむように丁寧に教えてみましょう。

漢字辞典・国語辞典に親しむ

新出漢字を習う際、漢字辞典を引いて、漢字の成り立ちを一緒に読んでみてください。
また国語辞典でどういう意味なのかを掴んでみて下さい。

本来なら日本の学校でやるべきことですが、海外ではそんな機会もないので、ぜひ家庭で出来るかぎり漢字辞典・国語辞典を読む機会を設けてみて下さい。

この頃はガチガチの勉強っぽくしなくて大丈夫です。
漢字辞典・国語辞典を眺めて「辞書に慣れる」という感覚で一緒に読むと、子どもも抵抗感が無くて良いと思います。

いやいや自分の子どもは、そんな辞典とかに興味がないし…と思われているかもしれません。
しかし今の漢字辞典・国語辞典は本当に良く出来ています。
子どもを飽きさせない、面白い読み物がとても多いです。
ぜひトライしてみてくださいね!

私はこの漢字辞典・国語辞典を日本から持ってきました。

 
 

漢字は熟語や短文の中で覚える

新出漢字はその漢字一文字だけを教えるのではなく、必ず短文や熟語として教えるようにしましょう。

海外にいると日本語に触れる機会がないですし、今習っている漢字は一体どのように使われるかを知る機会がほぼないからですね。

例えば「山」の漢字を教えるなら「山」だけではなく「ふじ山に行く」等という言葉にすると良いと思います。

漢字は読み方から学習

漢字はまず読み方から始め、それから書き方に移ると良いです。
大人だって読めない漢字は書けないですよね。
子どもも一緒です。

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習い終わったら漢字のミニテストを忘れずに

特に海外にいる子ども達は、日本語を話さなくても生活に困らないので、日本に居る子どもたちに比べ日本語を学習する真剣みがイマイチ足りません。

それで何が起こるかというと、漢字書き取り練習をしていても結局手の運動だけに終わって脳に届いていないことが多いです。我が家もそうでした。

これを防ぐためにも、日本語を教えた後はミニテストをすると良いと思います。
私達大人もそうですが、頭にあるものをアウトプットすることで記憶は確かになっていくものです。
なのでミニテストはとっても大事です。

漢字を間違えたら、毎回必ず国語辞書を引いて意味を引かせると良いです。
意味が分からないと絶対に漢字は覚えません。
これは6年間娘に漢字を教えて来てそう確信しています。

この頃の子どもは自分で辞書を引く方法が分からないので、親と一緒に辞書を引くので全然問題ないです。

この頃から辞書を引くことに慣れさせることってすごく大事です。
これは英語学習の効率化にも繋がるので、親御さんも手間を惜しまずに付き合って下さいね。

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本・絵本の読み聞かせも忘れずに

なかなか時間が取れないかもしれませんが、出来るなら毎日1冊くらいは読み聞かせをするのが理想的です。というのも、この時期を過ぎると、子どもは読み聞かせで楽しむことは少なくなり、今度は自分で読みたいと言うようになるからです。

日本語の勉強というよりは、親子の触れ合いという意味でも、この時期は出来るだけ読み聞かせで一緒に楽しめると良いですね。

7歳以降の母語(日本語)教育は続編で書きます!

7歳以降の子どもに日本語を教える方法についてはこちらにまとめました。
是非チェックしてみて下さいね!

その他の母語(日本語)教育、バイリンガル、ダブルリミテッドについての記事

その他、母語教育、またはダブルリミテッドについての記事はこちらをご参照下さい。

お役に立てると嬉しいです。

 

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