早々に寝た娘
昨日は一日お布団にいて、夕飯時にはお肉やら豆ごはんやらと、色々と夕飯のメニューを挙げていた娘。しかし実際は起き上がるのも辛かったようで、結局は豆ごはんを、しかもお湯で解いたものを少し食べただけで、夜の7時半には寝てしまいました。
いつもなら夕飯食べ終わった後、仕上げ磨きをし、一緒にゲームに付き合い、なかなか寝ない娘を半ば叱るような形で寝かしつけするので、娘が寝た後は私も疲労困憊となるのですが、こう呆気ない一日の業務終了のお知らせには軽く困惑してしまう私です。
しかしこれから何があるか分かりません。いきなり更なる高熱もあるでしょうし、吐き気から嘔吐の可能性もあるでしょう。私も覚悟してその後の夜を過ごしていました。
娘が起きて来た
そして娘が寝てから1時間くらい経った頃、いきなり娘が寝室から出て来て私のいる近くまでやってきました。どこかしら怯えた顔しているのでその理由を聞くと
「怖い人がやってきたから」
だそうです。
ははーん、これは恐らく昼に読んだシャーロックホームズの影響だなとすぐに分かりました。怖い人はもう居ないし、もし出て来てもママがパクッと食べちゃうから安心してねと言い聞かせ布団にまた連れて行き寝かしました。
それからまた1時間くらいしてからまた娘が起きてきました。今度は何となく困った表情の娘。理由を訊いたのですが、どうも会話が成立せず、娘は
「背中がダメだった…背中がダメだった…」
と繰り返し言っていました。
「お布団に背中を付けるようにして寝ると大丈夫だよ。背中はもう大丈夫だよ。」
と伝え安心するように伝えると、娘は辛そうな表情で頷き、布団に入っては数秒後にスヤスヤと寝息を立て寝始めました。
今朝理由を訊いてみた
そして今朝。昨日よりは調子の良さそうな娘に
「昨日は背中の何がいけなかったの?」と訊いてみたんですが、娘は何故そんなことを言ったのか、そもそも起きてきたっけ?という返事でした。あんなに目を開けて歩いて私のところまでやってきて、背中はもうダメだと言ってきたのにそれを全く覚えていないとは。
それでも受け答えに笑顔が出て来たので、回復期なのかなと少し安心しています。
まだ幼児期の頃は、熱が出る度に数日徹夜で看病していたのですが、最近は徹夜という事がなくなりました。子供って少しづつ、しかし着実に成長するのですね。人間の成長力に改めて感心しました。
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