子どもがやりがちな漢字の間違え~「話」と「話し」
「校長先生のお話しを聞く」
先日娘は「話」の漢字を間違えてしまいました。
いや書き方は間違っていなかったのですが、送り仮名を間違えてしまったんですね。
「校長先生のお話しを聞く」と書いてしまいました。
正しくは「校長先生のお話を聞く」ですよね。
話の漢字を教えるときに
- 話…名詞の時に使う、例えば「お話を聞く」「電話で長話をする」とか
- 話し…動詞の時に使う、例えば「話して下さい」「沢山話していたら…」(要するに動詞の連用形)
というように説明をしたのですが、やっぱりこの小さな頭では簡単に理解出来ないようです。
「話相手」
そんな娘がした、もう一つの間違いがありました。
それは「話相手」
これは「話し相手」だよと教えたのですが、それを聞いた娘がこういう質問をしてきたんですね。
「でもここの『はなし』って動きじゃないでしょ?言葉の名前でしょ?どうしてそれなのに『し』を送り仮名にするの?」
ここで私は答えに詰まってしまいました。正しく娘の言う通りなんですよね。
「話」と「話し」その違いの理由
ちょっと言葉に詰まった後、私なりの考え方を伝えてみたんですが、説得力ゼロだなと話しながら感じていて、これじゃ全く教えたことにならないと、ずっとモニョモニョしていました。
それをついさっき思い出し、早速調べてみました。ふと沸いた疑問をすぐに解決してくれるインターネット万歳!
行きついたサイトにはこんな説明がありました。
「話し相手」の品詞分解は「連用形による転成名詞+名詞」であり、「聞き役」等もこの複合語で作られているそうです。
なるほど、全く以てなるほどです。ここで私の疑問も氷解です!問題はこれをどうやって娘に分かりやすく教えるかですね…。おっと今、「できるかな」の曲が頭の中で流れ出しました。
さすが知恵袋。本当にありがとうございました。
世のインテリ人に感謝!!
コメント