皆さんこんにちは。
ニュージーランドは最近まで冬のような寒さでしたが、ここ数日いきなり太陽が眩しくなり、気温もグンと上昇しました。
これから夏の季節に入るのかなと思わせるような天候です。
NZの学校は12月中旬が年度末です
今、ニュージーランドの学校は、Term4という最後の学期を迎えています。
日本で言うところの3学期目ですね。
年度末に向けて色々と慌ただしくなってきていて、私も来年度の選択科目の希望を学校に提出したり、Yearbookの購入をしたりしています。
Yearbookは年度末に発行されるもので、クラスの集合写真や寄せ書き等を、クラスごとに紹介する本です。
ちなみに12月中旬に学校が終わると、新年度である2月頭まで学校はお休み。
日本の夏休みのような(いやそれ以上ですね…)長さです。
まぁNZも夏ですからね、こんな日差しの強い日に学校来ても、何の勉強にならないのかもしれません。
Year 13は今日が学校最終日!?
しかし娘が今朝こんなことを言ってきました。
「今日でYear13(日本でいう高校3年生)はもう学校に来なくなるんだよ」
「あ、でもテストの時だけは来るけれど」
え?もう学校に来ないって!?今学期始まったばかりなのに!?
と私もしたたか驚いて
「ええっ、そうなんだ!じゃテストっていつなの?」と聞くと
「多分来週?」と娘。
娘の話によるとテスト期間は1週間くらいなんだそうです。それ以降は完全にお休み。
大学も新年度は2月上旬だから、大学に進学する子でも大体3ヶ月くらい丸々お休みってことですよね。
確かに日本でも似たようなものがあって、高校3年生は3学期の最後は学校に登校しなくても良くなります。でもそれは大学受験の勉強に充てるようなものですよね。
でもニュージーランドにはそういった入試制度はありません…。
しかも続けて娘が言うには
「もしかしてYear12(日本で言う高校2年生)も今日で来なくなるかも」
「それか来週?で終わるかな」
え、そんなYear12…あなた達は来年も学校に来る身なのに…?
改めてNZの学校の文化に驚いた一幕でした。
でも考えてみれば、ゆとりある教育を目指している人には良いのでしょうね。
(追記)
娘の話によると、Year12で卒業する生徒もいるようです。だからなのかもしれません。
※ちなみに今日2時間目にYear13の生徒たちは下校するそうですが、その際在校生は校門に集まって、下校するYear13の生徒を華々しく見送るんだそうです。こういう文化は良いですね。
それ以外の学年は年度末まで通常通り
それじゃ娘の学年Year9も早々に終わるのか!?と疑問に思い娘に訊いたところ
「Year9からYear11は最後まで学校に来るよ」とのこと。
そこまで学校は緩くなかったことに少し安堵を感じたりしました。
それにしても一年、考えてみればあっという間でした。
今年Year9として新しい学校に進学し、慣れない学校のシステムに慌てたり戸惑ったり。
NZの国民性なのか、何事においても学校からの説明は不十分で、私たち家族は正しく「トライアンドエラー」で過ごしてきましたし、他のご家庭もそうなのでしょう。特にアジア人の家庭は強く感じたのではないでしょうか。
そういう環境で揉まれている娘は、きっと予期しない出来事に相当に慣れさせられたのかなと思います。娘よお疲れさまでした。
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