陰山式割り算100マス、娘の1年間の軌跡
目下娘には陰山式の割り算の100マスドリルを定期的にさせています。
ニュージーランドの算数
日本でなら娘は小学校2年生で、ようやく掛け算を習うかと言う学年であり、当初私としても「割り算は掛け算の基礎がしっかり出来てからで良いな。」と考えていました。
しかし娘を学校に通わすにつれじわじわと、ニュージーランドの算数のカリキュラムがまた独自であることを痛感し始めたんですね。
具体的には掛け算と割り算を一気に教えてしまい、そして掛け割りが生徒の頭に浸透する前に、もう分数に入っていくという方法を取っています(もっと言うなら、そこからまた突然に足し算引き算に戻っていきます)。
そして娘の僅かな算数の知識は、その全く行先の見えない程の驚異のスピードを放つ算数の教え方に強か蹂躙されてしまいました。もちろんこの方法が合うお子さんもいるとは思います。しかし娘に合う方法では全くありませんでした。
何を言ってるのか全然理解出来なかった…と悲し気に溜息を漏らす娘が可哀想で、これは私からもテコ入れをしないといけないと思い立ったのが始まりでした。
陰山式の100マス割り算開始
その日から陰山式の割り算の100マス計算を始めました。
そして毎日とはいかなくとも定期的にそれを続け、気が付けば長い事経っていました。
今や娘は割り算にもすっかり馴染み、大人のようには早くは解けないながらも、かなりの正解率の高さをもって回答できるようになりました。
ふとその記録を今日見返してみたところ、その始まりが丁度、去年の9月だったんですね。娘と一緒に頑張り始めて、1年が経過したということになります。
この割り算100マスを始める前に掛け算100マスは何度もやっていたので、ある程度掛け算には馴染みがあった娘。
しかしスタート時の昨年の9月には割り算の100マス計算に25~30分掛かってしまっていました。
それが回数を重ねるごとに少しづつ時間を縮めていき、1年経った今や6~7分で解けるように。
実に4倍近く早くなったと言うことです。
しかも一番最初は正解率もかなり低く、またたまに娘がドツボにハマって理解が出来なくなることもあって、私が何十分か掛けて説明したことも幾度となくありましたが、今や正解率はかなりの高さとなりました。かなりの進歩です。
最初はかなり嫌々な態度で私と何度も話し合いになった娘ですが、最近は早く解けないのが悔しいと思うことも出て来て、たまにもう一度解きたいと言うように。
こういう結果を追っていくと、改めて「継続は力」なんだなと思い知らされます。
私も負けていられませんね!
その後、更に割り算100マスのタイムが縮まる
2019年5月16日現在。今でも百マス割り算をやったりやらなかったりしています。
しかし現在のタイムは3分台となりました。計算間違いも1~2個くらいです。
子供は頑張れば頑張るほど伸びるものなんだなと痛感しました。
ついに陰山式100マスの割り算が2分台に!
2020年6月21現在、割り算の100マスは続いております。現在のタイムは2分台になったりしてビックリします(いや滅多にありませんが、ものすごく気分が乗っている時にたまにこうなります)。
計算間違いはもう殆どありません。3日おきに1回くらい。(気が乗らない時・体調が悪い時はたまに毎日になりますが)。
コメント