【ニュージーランド文化】部屋の定期点検「インスペクション」の一部始終を紹介します!

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インスペクションとは何ぞや

こちらではめちゃくちゃ当たり前になっている文化。それがインスペクション。

一体何かと言いますと、不動産の担当者による今住んでいる部屋の定期チェックのことです。
そしてそれは3か月おきにやってきます。

中にはインスペクションがないというものすごくラッキーな方がいらっしゃいますが、私の経験では住む家はどれもインスペクションがありました。

しかしやっぱり必要だなって思うのですよね。

と言うのもこちらのニュージーランドは多国籍国家、アメリカには到底敵わないけれど、沢山の移民で成り立っている国家です。

と言う事は、ニュージーランドに住んでいる人の部屋の使い方、そしてそれに付随するモラルも本当に千差万別なんですよね。

とても綺麗に使っている借主も居れば、それはそれはもう酷い使い方をする借主も居て。
その為、やっぱり定期的なチェックはどうしても必要なんだろうなと。

1週間前にお知らせが来ました

先週の頭くらいに不動産屋さんから「インスペクションやるよ」の旨のメールが届きました。

もうそろそろかなあと思っていた矢先ですが、毎回毎回このメールを見る度、いくら心しておいても何となく最終通告的な雰囲気をどうしても感じてしまうんですよね。

私がどれだけ苦手としているか何となくお伝え出来たでしょうか。
まぁ特に出来なくても良いのですが。

それからというもの私の気持ちもそぞろで、何事もあまり手に付かず、早く終わって欲しいと願いながら、やたら不必要に色んなところを磨いて過ごしていました。

しかし反面モノを捨てるには絶好の良いチャンスで、何かとモノを溜めがちな家族に対し、ある程度の権威を持って「もうそろそろ処分して」と伝えられるチャンスでもあったりしました。

そんな感じでアドレナリンが高め安定の一週間でした。

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インスペクション当日

色々と担当者は変わり、現在の私達の部屋の担当は香港の男性です。

私個人的にはこの担当者とはいい関係を保てているなと感じています。
何故だか私の周りに居る香港の方々は、皆日本人に優しいです。
伝えるべき事柄は伝えて来るけれど、基本的に私達を尊重してくれるところがありがたいです。

と言うのも、今まで歴代の担当者はみんな現地の方々だったんですが、彼らはどこか移民を下に見ている感じがあり(売り手が強いから特に)、約束した時間には来ない、頼んだことは守らない、人の話を理解しようとしないの三ない運動の極みでした。

時には根拠なく意味不明に過請求してきたことすらあります

しかもすぐ担当者が変わるという。

いや名誉のために付け加えさせて頂きますが、全ての方がそうじゃないです。
勿論素晴らしい方も沢山いらっしゃいます。私があんまり知らないだけで。

さて話は戻って今回の香港の担当者。彼は予定時間を30分過ぎてやってきました。

「ごめんなさい、ちょっと会議が長引いて遅くなっちゃいました」

とこれまた今までの担当者にない真摯な態度。素晴らしい!さすが!

そして彼は部屋を入念にチェックしながら何か問題がないか私に尋ね、写真を色々と撮って帰って行きました。前回は窓の桟をもうちょっと丁寧に拭くように言われましたが、今回はお咎めなし!

Yes!高須クリニック!!(^O^)/

ちなみにこんな所をチェックしているようです

  • 天井・壁に出来たカビ、破損
  • シンク下、流し下に出来たカビ、破損
  • 窓や窓枠に出来たカビ、破損
  • 絨毯の汚れ具合、摩耗具合

大体「カビ」か「破損」ですね!

どれだけニュージーランドが湿気によるカビに悩まされているかお分かりいただけたら嬉しいです。日本と全然違いますよね。

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次は3ヶ月後

今回無事にインスペクションが終わったので、次回はまた3ヶ月後です。
その間のつかの間の安らぎをまた味わい、また3ヶ月後にアタフタしているでしょう。
はー、人生いつも何か起こっていますな。

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