ニュージーランドでは定番の文房具品「Blu Tack」
ニュージーランドに来てから初めて知ったというものは沢山ありますが、このBlu Tackもまたそれを代表する商品の1つでしょう。
このBlu Tack(以下、日本式呼び方に倣って「ブルタック」と言います)は壁に掲示物を貼る時にとても役立ちます。言うなれば画鋲と同じ役割で、掲示物をその位置にホールドするものです。形状は正しくねり消しと同じでグニグニして柔らかいです。
はっ、もしや…これでも文字消せるかも…!?
ニュージーランドの文房具は残念ながら品質的に首を傾げてしまうものが多いですが、これだけは本当に優れものだと胸を張って言えます。まぁ詳しく言えばオーストラリア産なのですが、隣の国だし大体一緒ですよね!?
画鋲でなくブルタックを使うメリット
ブルタックを画鋲の代わりに使うメリットは何個かありますが、その数個で十分なくらいです。何しろ便利なので。以下にメリットを纏めました。
下に落として踏んでも痛くない。画鋲は痛い。
画鋲は皆さんおわかりのように、先端がキリの様になっていて突き刺せるようになっていますよね。画鋲を踏んだ経験、手に刺してしまった経験ってありますか?
私は何度もありますよ。
本当に痛いんですよね。何しろあのシャープな痛みに心底ビックリします。足で踏んでしまったものならもうトラウマになるくらいの痛み。痛いやら腹立たしいやらこの上ないです。
しかしこのブルタックはねり消しのようなものなので、踏んだところで平らになるだけ。
平らになるだけなんです。
壁や柱を傷つけない
ブルタックはねり消しのようなものなので、掲示物を貼る時はブルタックをその四隅に付けて壁や柱にくっつけるだけです。粘着力でホールドするんですね。という事は壁や柱に全く傷を付けずに掲示することが出来るんです。
これは賃貸にお住みの方は本当に重宝するんじゃないでしょうか?退去時の敷金について心配することも少なくなりますよね!もし私が日本に住んでいたら、迷わずこれを買っていると思います。
そしてもしその掲示物が必要なくなったら普通に取ればいいだけです。掲示していた期間によっては少しこびりつくこともありますが、丁寧に取れば跡を残さず綺麗に取りきれます。因みにこういう「丁寧に取れば」という状況になるには、我が家の体験談からすると2年くらいでしょうか。
どこにでも貼れる
画鋲は突き刺せる壁か柱のみですが、ブルタックはねり消しのようなものなので、それが付けられるところであれば、どこでも貼ることが出来ます。私は壁や本棚、パソコンの画面にも使ったりしています。
掲示物の大きさによって大きさを変えられる
何しろねり消しのブルタックですから、大きさもその貼りたい掲示物の大きさ、重さによってちぎって2~3つに分けて使うことも普通にある訳です。「小さなA4くらいのペラ紙を壁に一時的に貼りたい」なんて時は、上の中央に1個ポツンとブルタックを置いてそれを壁に付ければ良いだけです。
使い終わったブルタックをまた集めて大きな一個として再利用も勿論出来ますし、私もそうしています。
我が家のブルタック
ちなみに我が家のブルタックはこれです。ニュージーランドではこれは3~4ドルくらいで売っていたような気がします。
ちなみにブルタックって書いていますが我が家では実際「ブルータック」と言っています。BlueTackみたいな発音です。一体どっちが正解なんでしょうね。
写真の中でGecko approvedってありますが、何でゲッコーに認められるってのがそこまでウリなのか全く分かりません。
日本にもあったブルタック
これは日本で紹介されるべき!!と私は思っているんですが、そんなアツイ私の想いなんか必要ありませんと言わんが如く、普通に販売していました。
日本にいた頃に知りたかったです。
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