はじめに
教材探しでこのページに辿りついた方へ。
どうぞ2つの見出し「この教材を使いました」や「陰山式ドリル」を真っ先にご参照くださいませ。時間の節約になります。
事の始まり
思えばこんな時期からこの割合・百分率の問題が出てきていたんですね。
この時の私はもうびっくり仰天してしまい、「こんな小さな頃から百分率なんて無理でしょう、まだ割り算だって満足に出来ないのに!」と呆れてしまい、確か適当に焼き付き刃的に教えた記憶があります。まぁそれだけに、この時の娘の記憶もその程度に留まり、のちにすっかり忘れてしまう結果になりましたが。
記事を探したらありました。私のこのいい加減な教え方!
決定打が起こる
しかしその後もちょいちょいこの問題は出て来ていました。その度にまだ早いと思ってやり過ごしていたんですが、とうとう前年の12月の上旬に決定打がありました。娘が帰宅中落ち込んでいたのでその理由を訊いてみたところこんな事を、大きくうな垂れながら言ってきたんですね。
「他の子はパーセンテージの問題解けてるのに、○○は解けなかった」
さすが女の子ですね、他の子と比べて自分は…と落ち込んじゃうんです。
このうな垂れっぷりは、「おかあさんといっしょ」のじっとまったくんに出て来る動物三匹衆並みと言っても過言ではありません。このネタ分かる方、ぜひお友達になって下さい!!
とは言え、実はこういうことは以前からあって、その度に何度も娘は落ち込んでいたんです。しかしそれでも私が真に受けなかったのは時期尚早と言うのもあり、もう1つは娘が出来なくて僻んでいる割には私がじゃ教えようかと提案すると、娘はすごい乗り気でもなかったりしたんですね。控えめに言ってモニョっときましたが、私なりの「割合・百分率は時期尚早」という理由があったので放置していました。
しかし今回決定打となったテストは割と大きめのテストだったようで、この結果で娘の算数のグループのランクが一つ下がってしまったという事のようです。要するに割合・百分率は学校の算数の授業でそこまで大きな割合を占めてきたのでしょうね。さすがに娘もちょっと勉強しないとマズいなという思いになってきたのでしょう。
娘からの切なる願い
しかし話を進めようとすると、すかさず娘からこうお願いされました。
「ホリディ中でお願いします。」
みよ、この牽制球。
見事としか言いようがないですね。
ホリディまではこれに触れるなと娘は言いたいのです。
「そんなに遠慮しなくてもいいのよ?」
と返すと
「いや、遠慮してないから。」
と娘。
念の為「無理にやるつもりはないから。嫌々やっても結局は時間の無駄になるから、やりたくなかったらやらなくても良いんだよ。日本だったらこれは小学5年生でやるものだから。まだまだ本来は先のものなの。」
と割と真面目に伝えましたが、そうすると娘はまた態度を変えて
「いや勉強したいです。」
とさっきの態度から考えるとビックリするほど殊勝な返事をしてくるんですね。何だこの、がっしり合意が取れない感じ。まぁいいけれど。
この教材を使いました
さてホリディに入り、そして一大イベントのクリスマスが終わり、適当に正月を過ごし(厳かさとは無縁な感じで!)いよいよ勉強開始です。
色々とネットで探して私はこの3つの教材を用意しました。
ドリル出木杉君
すきるまドリル
ちびむすドリル
上記のように3つ用意しましたが、1つで行ける子は1つで良いと思うんです。ウチは娘が色んな教材があると楽しいかなと思って用意しただけなので。
しかし特筆すべきは「ドリル出木杉君」の教材の充実っぷりです。難易度も調節できるし、内容もピンポイントで教材を作れるので、微調整で色々な難易度・内容で割合やら百分率やらの問題を作れるんですね。こんな素晴らしいのが無料で利用出来るだなんて、世の中便利になったものですね。
この教材を使って、私なりに色々と方針を立て、ただ今教え始めています。目下娘は割合の仕組みの基本を理解し(超希望的観測)、割合から百分率、百分率から割合への換算を少しづつ理解し(超希望的観測)ているところです。
陰山式ドリル
余談ですが、このドリルにも割合・百分率についてのドリルがあります。
実はこのドリルを持っているんですが、今は理由がありさせていません。しかし割合・百分率の内容はこの陰山式のドリル方がとても細やかに書かれているので、こちらを持っている方はこれで足りるんじゃないかなと個人的には思います。私も時期が来たらこちらに移行する予定です。
夏休み特別学習と銘打って始めたこの割合・百分率の勉強。ホリディ明けにはどれくらい出来るようになるのでしょうか。そしてYear6でまた元の算数のグループに戻れるといいね。
雑感(時間のある方だけ。見なくても良い内容です)
こうやって教えることは私の容量の狭さが故に、本当に大変だと思っています。疲れている時は特にそう思います。いやほんと、世の中の教師の方々には頭が下がる思いです。
しかしそう思いながらも、私自身、血生臭いほど努力して教えている訳でもなく、嫌で嫌でどうしようもない気持ちをギリギリのところで抑えながら教えている訳でもなかったりします。実際娘が意欲を持って私と一緒に勉強しているのを見ている時、心底充実しているなと感じます。
勿論教えるに際して、インターネットで教材を選んだり、どうやって教えようかと悩んだり、教える順番を考えたりする時間、要するに準備時間が思いのほか長く取られてしまい、一言でいえば超面倒くさい手間が掛かります。
でもうまく教えられた時の達成感がきっと私は好きなんでしょうね。私が教えた知識と共に娘が成長していく姿を見るのが好きなんでしょう。要するに私は教えるのが嫌じゃないんだろうなと最近思うようになりました。
そう私が娘に教えていることも、言ってしまえば純粋なる自己満足であり、他の方々に押し付けるものでは全くないなと思っています。やらない家庭はやらない家庭の流儀があるのだろうと思います。人それぞれという言葉が一番しっくりきます。なので最初私はこのブログで娘の勉強については書くつもりはありませんでした。書くことで他のご家庭に何らかのプレッシャーを与えかねないなとも考えたからです。しかし、そんな懸念すらおこがましい、世の保護者の方々は、こんな非リア充で単なるその他大勢のイチ個人である私のやってることから何の影響も受ける訳はなかろうと、そう判断して書き始めた次第です。要するにコレは私の単なる趣味です。まぁ他にも色々と理由もありますが、結局はそうなんだろうと思います。
私はこれでたまに落ち込むことも愚痴る事もありますが、それすらも「楽しい内容の範疇である」という事を大々的に自覚しながら、こうやって満足して暮らしています。そんな私をどうぞ宜しくお願いいたします!!!
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