「もう何もやりたくない!!!」

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コトの発端

コトの発端は娘の算数の勉強時でした。
いつも愛用している陰山式の小数のドリルを解いていた娘。

1回目~3回目の挑戦

解き終わって私が採点するとドリルの問題の1問だけ、残念ながら間違っていました。
間違った問題を計算し直した娘は、ちょっと不満そうに

「もう一回この計算問題やる」

おおー、これこれ。この意気込みですよ。そう思いながら娘にもう1枚渡し、2度目の挑戦をさせました。その後採点したのですが…

全く同じところでまた間違えたんですね。

これは解き方が分からないのではなく、ついやってしまう娘の癖みたいなものなので、私が一緒になって解くより娘一人で解き直した方が得るものが多いと思いました。それに一緒になって解いたところで、うっかり間違いを人からズバリと指摘されるのは、娘の性格上とっても嫌だろうなと(=不機嫌になり、それが度が過ぎて私に怒られるというパターン)。

私から「間違い」と言われた娘は更にムッとした表情になり、閉じてあるところから同じプリントを出して自分の前に置きました。実はいつもはこれは私の仕事なのですが、あまりに悔しかったのでしょう、娘がさっさと置いてしまいました。

3度目のチャレンジが終わり、私も今回こそはと期待を込めて採点したのですが、

また間違えました。今度は違う問題のところです。

実は3回目の回答は「これは確実に間違えた」という娘の確信があったようで、私が3回目の採点している間、「感情爆発寸前!!!」と言わんばかりな様子で、娘はさっさと次の問題プリントを取り出していたんですね。もう間違った答案用紙なんて見たくないと言わんばかりに、娘はその新しいドリルの方を見つめていました。

4回目の挑戦

4度目のチャレンジです。

「もうこのドリル、この1枚で終わりだから一生懸命全力を出してね。」

と私が言うと、黙って頷く娘。私がタイムを計りだすと、娘はそれは本当に一生懸命に、このドリルに向かってまっしぐらに解いていました。最終的にはタイムも抜群に伸びて、目標時間とほぼ変わらないタイムに。私もこの頑張りにはビックリです。

さて4回目の挑戦はどうかな…と、私ももういい加減全問正解にしてあげたい気持ちを抑えながら正確に採点しました。その結果

やっぱり間違えた…

さすがに私もどう伝えたらいいか分からず、かといって顔色を窺って伝えるのも変だと思ったので、端的に「一問間違えね。」と伝えました。

娘の感情が爆発

その途端、娘の表情が強張り、それと同時にその感情が堰を切って濁流のように外に噴出してきました。何度も何度もドリルを手で強く払いのけては

「もうやだ!!何もやりたくない!!!」

そう言った後、私にプイと背中を向けてしまいました。背中はとても強張った様子でした。

こんなに感情が高ぶった娘を見たのは私も初めてだったので、どう娘に声をかけるのが良いのかなと少し考えてしまいました。娘が少しだけ落ち着いてきたので、私が抱っこしようとすると、ビックリすることに拒否してきたんですね。これも初めてでした。

それでも娘をこっちに向かせたく色々と語りかけ、何とか抱っこしたのですが、頑なになってしまった娘は私からの慰めは要らないと言わんばかりに私から顔を逸らし、スキンシップを拒み続けました。これも初めてでした。

「…ママはそんなに嫌かな?」

そう語りかけると、娘はハッとしたような表情を見せた後、今度は顔をぐしゃぐしゃにしたかと思うと大泣きを始めました。

「ママは嫌じゃないのに、いやな態度取っちゃったぁぁぁ。ごめんなさいぃぃぃ。間違えたから嫌になっただけなのにぃ…。何度やっても間違える…。」

そこから大泣きを始めた娘。

暫く何も言わず抱っこし、それからこう語りかけてみました。

「でもさ、一生懸命やったから時間もすごく早くなったよ?1問間違ったけれど、でも時間はすっごく早くなったからすごいと思うよ?」

「でもいくら早くなったとしても、全問正解じゃないと嫌なの!!!」

私は娘の意気込みに本当にビックリし、思わず「頑張り屋さんなんだね…」と漏らしてしまいました。

「じゃ、分かった。あと2枚だけ印刷してあげる。それで頑張ってみる?」

そう伝えた直後、こわばった娘の身体は瞬時に柔らかくなっていきました。

「うん…」

と娘。

5回目の挑戦、そして結果は…

プリントアウトした2枚の1枚目を目の前に置き、私がタイムを計りだした瞬間、娘は一目散に問題を解き始めました。その速さは今までになく、これはかなり良いセン行けるなと思いました。

結果は、案の定一番の最速記録でした。大喜びする娘。

そして採点の時間です。これには私までドキドキしました。これで間違っているだなんてなったら、私はどう娘に伝えたらいいか分からないからです。

結果は…

全問正解!!!!

私と娘で抱き合って全問正解の喜びを噛みしめました。本当に全問正解良かったね。

私感

常日頃負けん気の強いことで定評のある娘でしたが、こんなに負けん気の強い娘を見たのは私も初めてでした。しかし実は私も学生の頃、こういう風に凄く気分がぐしゃぐしゃになって、もう何もかも、勉強の全てが嫌になると言う事は本当に良くありました。特に一生懸命頑張ったテストが散々な結果だった時。それこそ私も、ニュージーランドの冬の嵐かと思うくらいに酷い荒れ様だったんですね。なので娘の気持ちは、本当に、本当に痛いほど分かるんです。

それを乗り越えて全問正解を取り、タイムも縮めた娘は本当に偉いと思います。さすがわが娘という感じです。これからも一緒に頑張ろうね。

 

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