事の始めは娘の何気ない話から
今朝、学校の教頭先生の話になりました。
この教頭先生は本当に素晴らしいお方なんですね。
その事については下記にも書いてありますが、まずは生徒一人一人の名前を全部覚えていることに象徴されると思います。
この事をふと思い出したので
「教頭先生って本当に子ども想いで、凄いなあって思うの」
と漏らしたところ、
そこに娘が間髪入れず、とんでもないことを言いだしました。
「でもこの前のAssemblyでオナラしてたよ。」
オナラ…?
えっ、オナラですか!
いやオナラをしたことが先生の人格を損ねたり、私の教頭先生への感動を打ち消すわけではないですが…。
先生のオナラはどんな状況で起こったか
教頭先生のオナラについて、個人的な興味は全くないのですが、あまりに日本では見られないハプニングのため、私もかなりビックリしました。
そしてどんな状況で「教頭先生のオナラ」が起こったのかちょっと訊きたくなりました。
「ああ、あのねぇ。」
「教頭先生が前でお話しててワハハーって笑った時にブッって。」
「皆も笑ってたよ。」
あまりに強烈な話に、私はなにも言葉を娘に返せず、ただ考え込んでしまいました。
というのも、全く意図せず思わず出てしまったとは言え、こういうハプニングがもし万万が一日本で起こったら、
- まず居合わせた人全員が沈黙するか
- もしくはなかったことにする
のが常であり、
「笑う」という選択肢はまず考えられないと思うんですよね。
その関係が親しい間柄ならあるいはあるかもしれませんが、職場でそういう間柄はまず起こりえないと思うのです。
それなのに、こちらの学校の先生方や生徒達は、そういういわばタブーみたいなものに対しては、笑い飛ばすという行動がまず先に来る。これってどうしてなんだろう…。
もしや…!
もしかしてオナラはそこまでタブー視されない?
私はある娘のお話を思い出しました。
それは担任の女性の先生が授業中オナラしてたよという旨の話です。
その時の私は「若い先生でも出ちゃうときは出ちゃうのね💕」と思っていたのですが。
しかし今回はまた違う解釈を以て私の記憶に蘇ってきました。
もしかして。もしかしてだけれど。
こっちの文化ってオナラを日本ほどタブー視していない…?
娘に更に話を聞いてみたところ
「うーん、そんなに頻繁じゃないけれど、大体3週間に1回かな、そんなにしないよ。」
オナラはタブーか否か、答えは謎のまま
いや十分に頻繁だよ…。
という私の心の声は表に出さず、ただただ真摯に事実を受け止めました。
いやいやこっちでもオナラはタブーだよ、という結論にも行きつきそうな気がしますが、案外この私の仮説は正しいのかもしれない。
かもしれない、というのは、私の周りでこんな放屁(オナラ)について熱く語り合う友人が居ないからです。
どなたかご存じな方、自分も同じような体験をしたよという方はいますか?
この文化の違いがとても興味深いなと思った今朝でした。
追記
2020年6月。先生のオナラについてのお話は今でもたまに娘から聞きます。
やはり日本ほどオナラはタブー視されていないのかもしれません…。
コメント